16万7,430円という恐ろしい金額が明らかになったところで、交通費と宿泊費を抑える方法をリサーチしてみました。下記をフル活用すれば費用を抑えられるかもしれません……!

遠征費を抑える方法を考えてみた

1. 「ぷらっとこだま」を利用する
「ぷらっとこだま」は、東海道新幹線「こだま」にお得に乗れる仕組みです。東京~新大阪間の乗車料金が最大3,840円、新横浜~新大阪間が最大3,610円安くなります。

今回は東京~新大阪間を3回、新横浜~新大阪間を1回使うので、トータルで1万5,130円も浮きます。東京~大阪間はLCCもありますが、空港まで行く時間やお金を考えると、ぷらっとこだまの方が良いかなと思いました。

なお、利用にあたっては一部制約がありますが、好きな時間帯から新幹線を選べ、ソフトドリンクやビールなどの1ドリンク引換券も付いているのでおすすめです。申し込みはJR東海ツアーズのサイトから。

2. ふるさと納税を活用する
今回費用算出に使ったLCCのピーチ航空ですが、ふるさと納税で「ピーチポイントギフト」がもらえるサービスがあるってご存知でしたか?

5月30日時点では大阪府泉佐野市、北海道栗山町、北海道上士幌町、長野県東彼杵町、宮崎県小林市、鹿児島県大崎町、鹿児島県南さつま市、沖縄県糸満市の8自治体が対応しています。

ふるさと納税には2,000円の自己負担が必要ですが、ポイントとアクティビティのチケットや特産品がセットになっている自治体もありますし、節税にもなります。これを機会にふるさと納税を始めてみるのもいいかもしれませんね。

3. 高速バスの併用も考えてみる
大阪~九州間は高速バスとLCCの料金差は大きくないようでしたが、大阪~東京間は新幹線と比べるとかなり割安で、片道4~5,000円代の便もあります。

最近は停留所がラウンジになっていて休めるだけでなく、快適に乗れるように着替えや化粧ができるスペースを取ってくれているバス会社もあるようですね。

安さが魅力の高速バスですが、東京までは9時間ほどバスで移動となります。ゆったりとした3列シートを選ぶと値段も高くなりますので、それならさくっと行ける新幹線がいいかもしれません。とはいえ、全国遠征をするのであれば、どこかで1回ぐらい利用して節約するのもありだと思います。

4. 金券ショップをチェックする
新幹線のチケットを金券ショップで安く売られている場合があります。指定席回数券などもありますので、近くのお店で定期的にチェックしてみようと思います。

5. 宿泊費を見直す
切りがいいので、宿泊費は「5,000円」と仮定してみましたが、数えてみると9泊もしているので、宿泊費だけで4万5,000円もかかる計算になります。数える前はもう少し安く収まると思っていたのですが、思ったより高額だったので驚きました。

宿泊費を抑える上では、「ホテルの早割利用」が鉄則です。しかし、直前の場合はネットで予約するより当日の飛び込みの方が安く泊まれることもあります。

ホテル以外にもAirbnbをはじめとする民泊や24時間営業でシャワーが付いている漫画喫茶も考えましたが、女性1人では少し不安もあります。一緒に行く友達がいる場合は検討してみてもいいかもしれません。

終わりに

実際には仕事もありますので、全会場を制覇するのは難しいかもしれませんが、今回調べたことによってぼんやりと「どうやって行くのかな? いくらくらいかかるのかな?」という心配がなくなりました。

交通費・宿泊費だけでもある程度明確になったところで、大好きな観劇をするために、日々の仕事や節約を頑張りたいと思います!!

(※本レポートの交通費および宿泊費はあくまで目安です/情報は5月30日時点のもの)

<著者プロフィール>

おはぎ
断捨離を通して物と丁寧につきあい、ミニマリストを目指すアラサーのパンダ。マイナビニュース連載「パンダのミニマルライフ」
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