――皆さん、ラップは未経験でのグループ参加ということですが、実際にやってみていかがでしたか?
yumi「最初は本当に試行錯誤の連続で……」
mei「ただ、最初に曲をいただいたとき、『好きなように歌っていいよ』って言われたんですよ。実際、歌い方にあまり正解がないので、そこはちょっとやりやすかったです。もともと歌はあまり得意ではなかったのですが、ラップをたくさん聴いて勉強しました」
ami「私も歌は苦手だったので、『え、歌うの?』って最初はビックリして……。課題曲のようなものをいただいたときも、何を言っているのか全然聞き取れなくて(笑)。でも、徐々にわかるようになってきましたし、自分なりのやり方を、いろいろと教わりながら、工夫してきた感じです」
minan「私は逆に歌うのが好きで、最初は歌とラップって、同じ線の上にあると思っていたのですが、実際にやってみたら、まったく別のもので、すごく苦労しましたが、今では、ラップをすることが楽しいと思えるようになってきました」
――そんな皆さんが「RUN and RUN」でいよいよメジャーデビューとなります
mei「今回の曲は、応援ソングになっていて、明るい未来が待っているんだよって、皆さんの背中を押すような曲になっています」
yumi「とても春らしい感じの歌詞になってますね」
――ちなみにメジャーデビューの話を聞いたのはいつごろですか?
mei「去年、Zeppダイバーシティでワンマンライブをしたときですね」
yumi「ただ、まだ準備をしているという感じのニュアンスでした」
mei「決定したという話は、映画の撮影をしているときに聞きました」
――現時点で、メジャーデビューの実感はありますか?
mei「まだCDが発売されていないので、はっきりとはわからないです。ただ、友達や周りの方の反応がすごくて、ファンの方に『おめでとう』といってもらうと、『ついにここまで来たんだ』って感じになります」
yumi「『RUN and RUN』のミュージックビデオをすごくたくさんの方に観ていただいているのも、実感につながっています」
――ちなみにメジャーデビューは以前から目標としていたのですか?
ami「目標としてはっきりと掲げていたわけではありませんが、メンバー全員、メジャーデビューしたいという気持ちはあったと思います」
mei「いつまでにメジャーデビューしたいというのではなく、あくまでも自分たちにとって最高のタイミンでメジャーデビューできたらいいねって話をしていたので、今回は本当に良いタイミングでメジャーデビューできたんじゃないかと思います」
――先ほど映画の話が出ましたが、皆さん演技のほうはいかがでしたか?
minan「メンバー6人でお芝居をするのが初めてだったので、新鮮でした。あと、撮影中は朝から晩まで6人一緒にいたので、これまで以上に仲良くなれた気がします」
yumi「映画の中でもlyrical school役なんですけど、あくまでも役なので、やはり普段とは微妙に違うんですよ。その違和感が面白かったです(笑)」
mei「より個性を強くした感じになっているので、監督の第一印象がそうだったのかな? みたいな」
――ちなみに映画のストーリーはどのような感じなのでしょうか?
yumi「ひょんなきっかけでやってきた宇宙人を私たちの力で宇宙に返すというお話なんですけど、そこにわけのわからないハッピーな要素が詰まっていて、ごちゃまぜな映画になっています。そして、ちゃんと私達のライブのシーンもあります!」
minan「15分間くらい、ガッツリと使っていただいています」
mei「HIPHOPの要素も取り入れられていて、即興のラップバトルなんかもあるので、ぜひご覧になっていただきたいです」