ソニーストアが入居する「西鉄天神CLASS」とは
4月1日午前に行われたオープン記念式典では、西日本鉄道 (西鉄) の倉富純男社長が挨拶。「西鉄グループは、街のにぎわい、交流の場の創出をテーマに、福岡市と共同で、中央児童会館の建て替え事業を進めてきた。コンセプトは、『おとなもこども遊び学べる新しいスタイルの体験型の教室』。そこで名前を『西鉄天神CLASS』とした。ソニーストアやテックパークでは、最新のITテクノロジーを体験することができ、様々な体験を通して、好奇心を刺激し、楽しんでもらえると確信している」とコメントした。
また、福岡市の高島宗一郎市長は、「官と民が一緒になって、新しい魅力と、新しい価値をここで作っていくことになる。魅力的なテナントに入っていただき、ソニーストアでは実際に製品になった最先端のテクノロジーを体感できる。さらに、新たな中央児童会館は、小学生だけでなく、中高生も使うことができ、新たな遊びと交流の場が完成した。また、隣にはスタートアップカフェがあり、NPOセンターとも連携することができる。『西鉄天神CLASS』のエリアがこれから天神の中心になっていくという予感も感じる」と述べた。
さらに、福岡市議会のおばた久弥議長は「大人も子供も一緒に楽しめる施設ができたことは意味のあること。この施設を中心に福岡市の子供たちがいろいろな刺激を受けて、たくさんの遊びを覚えて、そして両親にも刺激を与えてほしい」などと語った。
西鉄天神 CLASSには、ソニーストア 福岡天神のほかに、1階にはチョコレート専門店のgreen bean to bar CHOCOLATEが出店。3階にはグルーヴノーツが運営するTECH PARK、4階には福岡市 NPO・ボランティア交流センター「あすみん」、5階から7階および屋上は福岡市立中央児童会館「あいくる」が入居する。
オープン記念イベントのほかVR体験も
ソニーストア 福岡天神は、セールス&マーケティングを担当するソニーコンスーマーセールス九州支社が同居する初のハイブリッドオフィスとなっている点も特徴。顧客のニーズや要望を、マーケティング活動および商品開発に、ダイレクトにフィードバックする仕組みを構築できるとしている。
なお、ソニーストア福岡天神ではオープン記念イベントとして、写真展や写真撮影会を実施。「九州・福岡アーティスト特集」と題したハイレゾ楽曲視聴コーナーを設置し、ハイファイオーディオ定期試聴会の実施するほか、10月に発売予定のPlayStation VRも体験できる。さらに、地元の伝統工芸である博多織「献上柄」を用いたソニーストア福岡天神オリジナルアクセサリーポーチの販売なども行う。ソニーストア福岡天神の営業時間は、12時~20時。定休日は1月1日および法定点検日。