カンパノラ メカニカルコレクション
「ステータスを遊ぶ」「時を愉しむ、日常を愉しむ、個性を愉しむ」をテーマに掲げ、先端技術と美しさを追求するブランド「カンパノラ」。その最新モデルは、2012年にシチズン傘下となったスイスのムーブメントメーカー、「ラ・ジュー・ペレ」社の自動巻クロノグラフムーブメントを搭載している。
ラ・ジュー・ペレのムーブメントを採用したカンパノラは以前にも発売されたが、今回のモデルは、ラ・ジュー・ペレが得意とするクロノグラフムーブメントであることがポイント。クロノグラフの機能はもとより、デザインとしてもカンパノラらしい顔つきと世界観を身に付けた。
たとえば、ダイヤル中央のパターンは和紙、その外周部は枯山水をモチーフとして、時の流れを表す。3つのインダイヤルのパターンは、クロノグラフの「計測機能」を想起させる「時の始まりと終わりを繰り返す連続性」を表現したという。これらは、すべて電気鋳造によるものだ。
懐の深い立体的なダイヤルは、時計でありながら、まるで小宇宙のよう。とかくスピード感あふれるデザインになりがちなクロノグラフだが、カンパノラのそれは永遠にたゆたう、穏やかな時の流れを感じさせる。
ケース外径は44mm、ケース厚は17mmで、素材はSS。風防は、99%クラリティ・コーティングのデュアル球面サファイアガラス。防水性能は日常生活用防水。パワーリザーブは42時間。ブラックダイヤルとシルバーダイヤルの2バリエーションで展開し、価格はブラックダイヤル(SSブレス)が78万円、シルバーダイヤル(ワニ革ストラップ)が75万円。2016年夏発売予定。