電話ボックス風のポンプリザーバ

XSPCの「Ion」は、電話ボックス風のポンプ一体型リザーバ。付属のマウンタを使って、12/14cmのファンポートに固定することが可能だ。最大流量は420l/hで、リザーバ容量は84ml。アクリル窓の内部にはLEDも内蔵している。オリオスペックでの価格は9,472円。

XSPCの「Ion」。高級感のあるデザイン。サイズは58×50×154mmと小さい

付属のマウンタを使って、12/14cmファンの場所に自由に設置できる

マザーボード/VGA用の水冷ブロック

Thermaltakeから、水冷DIYパーツが多数登場している。まず「Pacific V-GTX 980 V2」と「Pacific V-GTX 970 V2」は、ASUSのグラフィックスカード「STRIX」シリーズ専用の水冷ブロック。高品質なSTRIXカードと水冷の組み合わせは強力そうだ。GeForce GTX 980向けが19,500円前後、同970向けが18,500円前後。

「Pacific V-GTX 980 V2」(下)と「Pacific V-GTX 970 V2」(上)

また「Pacific M3」は、MSIのマザーボード「Z170A Gaming M5」専用という水冷ブロック。CPUだけでなく、周辺のMOSFETも丸ごと水冷化するので、より強力なオーバークロックを追求したい向きには良いだろう。価格は21,500円前後。ほかに、ASUS「SABERTOOTH X99」向けの「Pacific M2」もラインナップしている。

「Pacific M3」。ニッケルメッキコーティングの銅ベースだ

Z170A Gaming M5に装着したところ。CPU周辺までカバーする

そして「Pacific RL360 D5 Water Cooling Kit」は、CPUの水冷化に必要なパーツが一式揃ったセットだ。同梱されるラジエータは36cmサイズで、冷却性能は非常に強力。将来、グラフィックスカードの水冷ブロックを追加することも可能だろう。付属ファンは「Riing 12 LED」で、カラフルな見た目も楽しめる。価格は65,000円前後。

「Pacific RL360 D5 Water Cooling Kit」。箱はかなり大きい

強力なセット内容。Intel/AMD両CPUの水冷化に対応している