iOS・Androidデバイスをプレーヤーにするときは、専用アプリ「MY JBL HEADPHONE APP」と組み合わせると、使い方の幅が広がる。アプリの主な機能は、ノイズキャンセリング効果の細かい調整と、イコライザーによる音質のカスタマイズだ。
ノイズキャンセリングのオンオフや効果レベルを設定可能。「AWARENESS LOW」「MEDIUM」「AWARENESS HIGH」の3段階を用意するほか、「R」「L」と記載されたスライダーボタンを操作し、左右チャンネルの細かいレベル調整もできる |
イコライザーは「JAZZ」「Vocal」「Bass」の3種類をプリインストールするが、各自でカスタマイズも可能 |
ノイズキャンセリング機能は、AWARENESS LOW(ノイズキャンセリング効果:強)、AWARENESS MEDIUM(ノイズキャンセリング効果:中)、AWARENESS HIGH(ノイズキャンセリング効果:弱)の3段階を用意。スライダーボタンで左右チャンネルごとに細かく設定することもできる。実際に試したところ、わかりやすく効果を実感できたので、使用環境によってノイズキャンセリングのレベルを変えたい人にはうれしい機能と言えるだろう。
なお、ノイズキャンセリング効果の強弱によって音質が変化するので、その違いを楽しむのもアリだと思う。わかりやすい違いとしては、音の出所がノイズキャンセリング効果を強めると近くなり、弱くすると遠くなる。再生している曲に左右されるところもあるので良し悪しは判断しづらいが、ノイズキャンセリング機能を使って音の調整ができるというのはなかなか面白い。
イコライザーは、プリセットとして「JAZZ」「Vocal」「Bass」の3種類を用意するほか、自分でカスタマイズしたものを保存して使用できる。再生能力に不安のあるスマートフォンなどをプレーヤーとして使う際に重宝しそうだ。