撮像素子には、Xシリーズ最大となる2,430万画素の新開発APS-Cセンサー「X-Trans CMOS III」を初搭載。これにより、大判プリントに対して圧倒的なアドバンテージを得た。2,000万画素オーバーの撮影環境は、多くのXシリーズユーザーが待ち望んでいたに違いない。
同時に、画像処理エンジンも刷新。従来比で約4倍の処理速度を誇る新エンジン「X Processor Pro」が、あらゆるレスポンスを高速化したという。それは数値を実測せずとも、シャッターのキレの良さで体感できるはず。メカノイズの風味が漂う、重量感と軽快感を両立した心地よいシャッター音とともに、撮影後ブラックアウトの時間が従来機の約半分になったことも、快適さに関係していそうだ。
連写枚数は、最大8コマ/秒と3コマ/秒が選べる。8コマ/秒時はJPEG撮影で連続83コマ、非圧縮RAWで27コマの記録が可能。3コマ/秒時はJPEG撮影ならエンドレス、非圧縮RAWでは36コマとなる(※)。連写中のシャッター音も非常に静か。
※連写速度は、撮影環境や連続撮影枚数によって変化する。記録枚数は、使用するカードによっても変わる