鏡を見るたびに嫌になる、毛穴の汚れ。洗顔を工夫するなどしてセルフケアをあれこれ実践したけれど、どうしても効果を実感しにくいという場合は、専門の医療機関で治療してもらうという手段もある。
今回は南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師に、毛穴の治療方法について話を伺った。
まずは毛穴トラブルのタイプを見極める
毛穴トラブルには以下のような複数の種類がある。
■メイク落としや洗顔の不足などが原因とされる「黒ずみ・角栓タイプ」
■うぶ毛が黒く目立つ「黒ずみ・うぶ毛タイプ」
■毛穴がポツポツと白く見えて目立ち、触るとザラザラとしている「ざらつき・皮脂つまりタイプ」
■皮脂量の過剰分泌などによって毛穴が開く「開大毛穴タイプ」
治療はタイプごとに異なるため、まずはその見極めが治療の第一段階となる。
「毛穴のチェックは、医師が専用の拡大機器を用いて目で行います。タイプが混在しているケースもありますが、まずは原因を究明して最適と思われる治療法を提案します」。