Surface BookとSurface Pro 4、どっちを買おうか……
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今回はSurface BookとSurface Pro 4を比較したが、「どちらを選ぶ?」という視点で考えた場合、CPUやメモリなどシステム周りのスペックだけでコストパフォーマンスを測ろうとすると、Surface Bookは割高感が強い。
冒頭で述べたように、最上位モデル同士で比較したとき、Surface Bookは税込372,384円、Surface Pro 4は税込312,984円と、約6万円の価格差がある。ノートPCとタブレットのいいとこ取りのSurface Pro 4と、紛れもなく2in1ノートPCであるSurface Bookは、実際の使い勝手が大きく異ることは忘れるべきではない。
Surface BookはCPUの処理性能だけでなく、画面の広さやグラフィック性能を必要とする作業でも、メインPCとして十分利用可能なマシンだ。オフィスで打ち合わせのときにスッとディスプレイだけ取り外して持っていくといった使い方には、大変スマートに応えてくれるはずだし、これだけの機能性能が2kg未満で表に持ち出せるととらえれば、ノマドワーカーの選択肢にはならないと考えることすら早計だ。
斬新で人目を引くデザイン、Windows Helloのような新しい使い方、そして仕事で本当に使える高性能。いささかベタ褒め気味になるが、Surface Bookはエンドユーザーのみならず、PC業界全体に新しい体験をもたらすのではないか、そんな印象を受ける野心的な製品と感じた。今までとは違う、仕事できっちり使える、そんなPCに憧れる向きにはぜひ検討して欲しい一台だ。
