センサーが外付け
ちなみにBlueair Senseは2013年秋に発売されたラインナップで、現在スタンダードと位置付けられている「Classic」シリーズに対して、適用床面積が8畳(14平方m)と若干狭く、寝室や子ども部屋などでの利用を想定したモデルだ。奥行17cmというスリムな本体サイズもさることながら、「360°どこから見ても美しい」をコンセプトに、デザイン性を重視して開発された製品でもある。
そんなBlueair Senseの後継機として発売されたBlueair Sense+は、本体サイズは同じながら内部ファンの改良により適用床面積が11畳(18平方m)まで拡大。CADR値もタバコ煙、ホコリ、花粉の3つの項目で数値が20%以上向上している。そのほか、大きな変更点としてはWi-Fiの搭載が挙げられるだろう。これにより、Wi-Fi経由でBlueair Aware、Blueair Friendをインストールしたスマートフォンと接続できる。
前モデルのBlueair Senseは、センサーを搭載していない点をユーザーとしては物足りなく思っていた。空気の汚れ具合に合わせて風量を制御する自動運転ができるのはセンサーがあってこそ。センサーを搭載していないBlueair Senseはユーザーが手動でコントロールしなくてはならないのだ。
「360°どこから見ても美しい」がデザインコンセプト。奥行17cmというスリムな本体側面に吸気口と排気口があり、壁際ギリギリに設置できる。サイズやデザインは従来モデルのBlueair Senseと変わらない。Polar White以外の5色はパステル調から落ち着いた色合いへ一新 |
それが今回、新モデルのBlueair Sense+では、センサー類を空気清浄機本体に組み込むのではなく、連動する周辺機器として別途提供したのがユニークだ。しかも、センサーのBlueair AwareにはClassicシリーズ以上に高性能なセンサーが採用されており、消費者としては良い意味で悩ましい。Blueair Sense+は単体でも動作する空気清浄機だが、Blueair Awareと連動させることで、その機能を大いに拡張できるのだ。