新生パーツ館が堂々オープン!
前回お伝えしたように、ドスパラパーツ館が旧秋葉原別館へと移転統合、23日(土)に、予定通りオープンした。新パーツ館の場所は、旧パーツ館から地下鉄末広町駅方面に60mほど歩いたあたり。旧パーツ館に比べると、奥行きが半分程度になった印象だが、前面にオススメ商品の紹介コーナーがあるなど、初心者にも優しい雰囲気だ。
新パーツ館の売り場は3フロア構成。1Fではマザーボード、CPU、メモリ、SSD/HDD、OS、2Fではグラフィックスカード、電源、ケース、冷却パーツ、光学ドライブなどを扱う。3Fも半分ほどのスペースで、キーボード、マウス、液晶ディスプレイ、サプライなどを扱い、残りは上海問屋の売り場となっている。
なお、パーツ館の移転統合にあわせ、秋葉原本店の2Fもリニューアルされており、旧パーツ館で扱っていた上海問屋の一部商品はそちらに移転されている。今後、上海問屋は2カ所での営業となるが、新パーツ館3Fと秋葉原本店2Fで扱う商品は基本的に異なるということなので、商品を探す際には注意してほしい。
ところで、気になるのは旧パーツ館のビルがどうなるかということだが、今回の移転は賃貸の契約切れが理由とのことで、ドスパラ側にも今後の動向についての情報は入ってきていないそうだ。
Mini-ITXに特化した水冷クーラー
Corsairの「Hydro Series H5 SF」は、Mini-ITX向けのコンパクトな水冷CPUクーラー。オールインワン型となっており、メンテナンスフリーで利用できるが、注意して欲しいのはケースとの物理干渉。もともと、同社製の小型PC「Bulldog」向けに設計されたものなので、互換性はあまり考えられていない。かなり上級者向けの製品と言えるだろう。
H5 SFは光学ドライブのような外観。内蔵のブロワファンで空気を取り込み、リア側から排気する仕組みだ。ケースを選ぶ際には、ラジエータが各部に干渉しないか、エアフローは問題ないか、などを考慮する必要がある。なお代理店であるリンクスインターナショナルは、推奨ケースとして「Obsidian 250D」の名前を挙げている。
H5 SFの厚さは57mm。設置時の全高はわずか84mmで、小型のMini-ITXケースでも水冷システムの構築が可能になる。ファンの回転数は1,000~1,800rpm、ノイズレベルは36~42dBA。1月30日の発売予定で、予価は14,500円前後となっている。オリオスペックとTSUKUMO eX.にサンプルが入荷しているので、気になる人は店頭でチェックしよう。