■あなたの思う日本についてのイメージを教えてください。
以前日本に旅行したことがありますが、1週間滞在して嫌な思いをすることがたったの一つもありませんでした。ルールが徹底されていて、全てにおいてシステムが整っていると感じ、この秩序の確立が多くの業界でトップクラスの製品を生み出し続けている日本の凄さなのだと実感しました。
■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?
メタルギアシリーズで有名となった、ゲームクリエイターでコナミデジタルエンタテインメント元執行役員副社長も歴任した小島秀夫氏が2015年12月15日付けで同社を退社されたニュースが印象的でした。
日本のゲームはクオリティが高く以前よりずっと興味がありました。その中心人物の一人とも言える小島氏がコナミを退社し、新会社コジマプロダクションを設立されたことには大変興味を抱きました。日本のゲーム業界については自分の成長のためにも、もっと知識を深めていきたいと考えています。
■あなたの「マストビジネスアイテム」を教えてください。
自分の手にフィットしたシャープペンシルは絶対に欠かせません。デベロッパーはイメージが命です。頭で考えるより、まずは浮かんできたイメージを図にしていくことが何よりも構築を進める重要なポイントです。その上で使い慣れたシャープペンシルは欠かせません。
■休日の過ごし方を教えてください。
まずはリラックスすることを心がけています。溜まった掃除や洗濯はこなさなければなりませんが、できる限り自由な時間を作り、今後のために新しい体験ができる場所を求めて出かけたりします。また公私ともにゲームが大好きなので、ゲームをしてリラックスする時間を作ったりもしています。
■将来の仕事や生活の展望は?
東南アジアのモバイルゲーム市場はものすごい勢いで成長しています。2014年には10億ドル規模に達し、2019年までには70億ドル規模の市場にまで拡大すると言われています。そんな中、スマートフォン普及率も約60%にまで達している東南アジアのIT先進国タイのこの市場には、既に多くの外資企業も参入しており、その流れは止まる事を知りません。タイのモバイルゲーム市場は、この先これまで以上に注目されるでしょう。
私は20代のうちに自分でモバイルゲーム会社を起業したいと考えています。また、有名なゲームを作り、大きな会社を経営する事よりも、自分自身が心から大好きだと思えるゲームを開発し、魅力的な東南アジアモバイルゲーム市場の中にそのゲームをリリースしていけたら幸せだと思います。