FREETEL
日本勢では、米国進出を目指すFREETELが前日イベントに出展。MIYABIやKIWAMIのほか、開発中の折りたたみ型2画面スマートフォン「MUSASHI」を出品。MUSASHIは、通常の折りたたみ型ケータイ風だが、OSにAndroidを採用。折りたたんだ状態でも、背面部に搭載されたディスプレイを使用することで、スマートフォン風にも利用できる。米国初進出に向けて、各種ラインナップをそろえる予定で、バレンタインシーズンの2月ごろの発売を計画しているという。
トリニティ/マウスコンピューター/シャープ
トリニティは、Windows 10 Mobileスマートフォンの「NuAns Neo」を出展。現時点では数えるほどのContinuum対応というポイントをアピールしていた。無線でのContinuumのみの対応だが、遅延も最小限に抑えられており、ゲームまでは無理だが、Office製品の利用であれば十分現実的という印象を受けた。
そのほか、QualcommブースにマウスコンピューターのMADOSMAやシャープのロボホンが、数少ない日本メーカーのスマートフォンとして展示されていた。
***
今回のCESは、大手メーカーから新製品の出品がなく、Huaweiも新製品は既存モデルの米国発表といったように、話題性は少なかった。その分、2月にバルセロナで開催されるMobile World Congressに注力したとも考えられ、今後の新製品の登場を期待していたい。