真打ち"EXTREME"がギリギリ年内発売
ASUSから、R.O.G.シリーズのハイエンドマザーボード「MAXIMUS VIII EXTREME」が登場、発売が開始された。フォームファクタはE-ATXで、Z170チップセットを搭載。オーバークロック用の外付け操作パネル「OC Panel II」など、オーバークロック向けの機能をフル装備したモデルになっている。価格は72,000円前後。
拡張スロットは、PCI Express x16が4つと、x1が2つ。ストレージのインタフェースとしては、SATA 6Gb/s×4ポート、SATA Express×2ポート、M.2×1ポートに加え、U.2×1ポートも用意されている(ただし、M.2の帯域はU.2やSATA Expressと共用)。
極冷オーバークロック用の「LN2モード」、一時的にCPUクロックを下げる「Slowモード」、確実にPCを起動できる「Safe Bootボタン」、PCI Expressスロットをオン/オフできる「PCIe x16 Laneスイッチ」など、充実したオーバークロック向け機能を搭載。またメモリはDDR4-3866での動作も可能な設計となっている。
日本限定の省電力GPUは補助電源無し
玄人志向の「RD-R7-360E-E2GB-JP」は、日本限定という新GPU「Radeon R7 360E」を搭載するグラフィックスカード。AMDのWEBサイトには未掲載なのだが、このGPUはR7 360をベースとして、消費電力を抑えたモデルのようだ。そのため、300番台のGPUながら、補助電源が不要となっている。価格は13,000円前後。
カードは2スロット厚で、シングルファンのVGAクーラーを搭載している。コアクロック(1,050MHz)とメモリクロック(6,000MHz)はR7 360を搭載する従来モデル「RD-R7-360-E2GB/G2」と同じだが、店頭価格は3,000円ほど安い。省電力性のほか、コストパフォーマンスも魅力となりそうだ