■ケアレスミス
・「スペルミスをしたまま出力してしまった: 単純に確認ミスです」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「会議資料に誤植があった: ケアレスミス」(26歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「資料の作成ミス: 資料の訂正が必要になったので」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「印刷ミス: 大量に印刷ミスした」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「入力のチェックミスしたこと: とんでもなく大きな数字間違えたから」(26歳女性/その他/秘書・アシスタント職)
・「ダブルブッキング: 予定を手帳に書くことを忘れてしまい、二重で約束をしてしまった」(24歳女性/食品・飲料/専門職)
■うっかり忘れ
・「お客様とのアポをすっぽかした: 営業としてまずい」(34歳男性/金融・証券/営業職)
・「会議をすっぽかす: 予定を間違えていた」(30歳男性/自動車関連/技術職)
・「スケジュールを勘違いした: 当日あわてて準備した」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「仕事忘れ、やり忘れ: 忙しさのあまり忘れてしまった」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「休みの連絡を入れ忘れた: 怒られた」(25歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「寝坊: 遅くまで残業した次の日に2時間くらい寝過ごしてしまった、上司から少し怒られ、平謝りだった」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「寝坊で、遅刻した等: 残業が多かったので」(24歳女性/その他/事務系専門職)
■スムーズに進まず
・「納期に間に合わせられなかった: プロジェクトに遅れが出てしまった」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「納期確認不足: 後回しにしていたら、納期が目前と焦り急いで取り組んだ」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)
・「急遽の徹夜が数回入ったこと: 事前準備が足りず、やむなく徹夜をして次の日仕事にならなかった」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「引き継ぎが完全にできなかった: 育児休職のための引き継ぎ中に人が変わってしまって十分に引き継ぎができなかった」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)
■仕事を増やした
・「仕事の内容を間違えた: 手順を間違えて最初からやることになってしまい同僚に迷惑をかけてしまった」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「時間をかけたのに仕込み数を間違えて社内加工を2度手間にしてしまったこと: 周りに迷惑をかけてしまったから」(24歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「手配を間違えたりして社内や客先に迷惑をかけた: 社内だけでなく客先にも迷惑をかけたから」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「書類をなくした: やり直しで大変だったから」(40歳女性/学校・教育関連/その他)
■クレーム
・「お客さんからクレームを受けた: 始末書などが面倒なので」(26歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「お客さんを怒らせてしまったこと: 上司にも怒られたし、いいことがなかったため」(28歳男性/金融・証券/専門職)
・「クレーム対応がうまく行かなかった: 余計怒らせた」(27歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「電話対応で失礼なことを言ってしまった: 言葉が出てこず、思わずやったから」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「トラブルの火消しに時間がかかった: 慣れない仕事だから」(38歳男性/通信/技術職)
■病気とケガ
・「胃腸炎で休んだ: 今まで休まなかったから」(33歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「大事な時期に体調を崩した: 疲れがたまっていたから」(28歳女性/その他/その他)
・「先日、あるプレゼンの時、高熱が出ていて、ろれつが回らなくなり、途中で変わってもらったこと: 顧客に心配されて、上長には本気で怒られた」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「転ぶ: 痛かった」(39歳女性/機械・精密機器/販売職・サービス系)
■総評
2015年の仕事で一番失敗したこと。側から見たら特に問題なさそうな軽いものから、かなり重大なものまで、さまざまな仕事の失敗とその反省が寄せられた。
まずは、ケアレスミス。メールや資料の誤字脱字ミス、入力ミスやチェックミス、印刷ミスなど、パソコン関係のガッカリなミスが目立った。中には手帳に予定を書き忘れてダブルブッキングしてしまったという怖い例も。スケジュール管理のミスでは他にも「顧客とのアポを忘れた」「会議をすっぽかした」「休みの報告を忘れて怒られた」「仕事自体を忘れてしまった」なんて冷や汗ものの回答もあった。遅刻や寝坊も、ありがちだがいつ聞いてもゾッとする失敗だ。
納期や締切に関する失敗も多く寄せられた。納期の設定がうまくいかずに徹夜になった、ギリギリになってしまい周囲に迷惑をかけた、など反省の弁が並んだ。また、仕事の手順や手配、見積もりなどを間違えてしまって、周囲に迷惑をかけてしまったという人も。社内の人間だけでなく顧客にも影響してしまうと、もう顔が上げられなかったことだろう。
他所との折衝沙汰では「顧客からクレームを受けた」「クレーム対策で失敗した」など、クレームに関する内容が多かった。社内の人間関係で、上司や社長と争ってしまったという人もいたが、これはまだいい方で、中には「事故を起こした」「裁判沙汰になった」なんて生きた心地がしないトラブルの報告もあった。
個人的な失敗としては「病気」「ケガ」そして「メンタル面」での反省が目立っていた。準備に追われて大事な時に体調を崩してしまった、という人が多く、体調管理こそ最も大事な仕事だとよく分かる。メンタル面では「やる気」や「モチベーション」が上がらず、失敗の原因になったという声もあった。気が抜けて注意力散漫になると、さまざまな失敗がおびき寄せられてしまうので要注意だ。
その他「データを全消去した」「英語の会議でグダグダになった」など、さまざまなレベルの失敗談が集まった。2015年の失敗はすべて水に流し、2016年はまっさらな心で、また仕事に取り組もう。
調査時期: 2015年11月19日~12月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性135名 女性165名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート