2015年10月より放送開始となり、まもなく最終回を迎えるTVアニメ『対魔導学園35試験小隊』。そのオープニングテーマを歌うアフィリア・サーガのメンバーが、本作に登場するヒロインたちのコスプレに挑戦した。
今回コスプレに挑戦したのは、ルイズ・アヤミ・マホの3人。それぞれ、ルイズが杉波斑鳩、アヤミが鳳桜花、マホが西園寺うさぎに扮しての登場となった。さらに今回、声優・小日向茜としてアニメでナハト役を演じるコヒメもオープニングテーマ「Embrace Blade」の衣装で参戦。そんな4人に、『対魔導学園35試験小隊』のアニメや原作、オープニングテーマ、そしてコスプレについての話を聞いてみた。
「アフィリア・サーガ」ルイズ・アヤミ・マホ・コヒメが語る『対魔導学園35試験小隊』
――最終回に向けて盛り上がりをみせる『対魔導学園35試験小隊』ですが、まずはアニメの感想をお願いします
ルイズ「『対魔導学園35試験小隊』の主題歌を担当すると聞いて、すぐに原作を買いに行きました。なので、小説を読んでからアニメを観ているのですが、アニメではキャラクターが忠実に、しかも個性ある形で描かれていて、なおかつラブコメとシリアスのバランスも絶妙だと思います。とてもいい流れなので、最終回まですごく楽しみです」
アヤミ「私もルイズと同じで、主題歌が決まったときに原作小説を買ったんですけど、私は読むスピードが驚くほど遅くて、私がまだ1巻を読んでいるのに、アニメは3巻くらいまで進んじゃって……。小説を読んだとき、すごくシリアスな印象を受けたんですよ。タイトルから難しい作品だと思う人も多いと思いますが、実際にはコミカルな部分やお色気シーンもあって、すごく面白い作品になっていると思います」
マホ「マホも主題歌が決まったときに原作を買って読んだんですけど、ヒロインひとりひとりが可愛くてみんないいキャラで、お色気展開があったりして…でもやっぱり少し難しくて、シリアスな部分が多いなっていう印象もありました。私は(西園寺)うさぎちゃん推しなんですけど、アニメを観て、すごく可愛くて好きになりました。原作とアニメで、それぞれに違う良さがあって、どちらもすごく楽しい作品になっていると思います」
コヒメ「私は夏ごろ、オーディションを受けるときに原作を買って読んだんですけど、『対魔導学園』というのは、そもそも魔女を取り締まる異端審問官を養成する学校なんですよ。つまり魔女、魔法使いが敵対関係にある世界観なんですけど、私たちアフィリア・サーガは魔法使いユニットなので、悪いほうなんですよね(笑)。これからクライマックスに向けて、どんどんバトルが激熱になってきます、私が演じているのが、主人公・タケルの宿敵・ホーンテッドの持つ武器『ナハト』役なので、バトルシーンで登場する役どころなんですけど、主人公の武器『ラピス』ちゃんとの対決にも注目して観ていただきたいです」
――原作やアニメで気になったシーンや面白かったシーンはありますか?
ルイズ「『対魔道学園35試験小隊』に出てくるキャラクターの中では、もっとも残虐で非道なホーンテッドさんが一番好きなんですけど、このホーンテッドさんは、原作の小説だと血も涙もないくらい、本当にひどいことばかりしているのですが、これがアニメになったらどうなるんだろうと思っていました。アニメだとやはりそのあたりは少しマイルドに描かれているのですが、個人的にはもっとホーンテッドさんの活躍が観たいので、もうちょっと残虐なシーンあればなって思いました(笑)」
コヒメ「ホーンテッドさんの出番が増えると、ナハトの出番も増えます(笑)」
ルイズ「一石二鳥だね(笑)」
アヤミ「私は原作を読んだとき、(二階堂)マリちゃんは、男の子っぽいような女の子っぽいような雰囲気なので、はたしてどんな声になるんだろうって、すごく気になっていました。(鳳)桜花ちゃんの場合は、もっと可愛らしい感じだと思っていたら、アニメだとクールな雰囲気で描かれているので、ちょっとビックリしました」、
マホ「原作の4巻にある、うさぎちゃんが幼馴染の礼真に乱暴されるシーンがどうなるのかずっと気になっていました(笑)。アニメになったらどうなるんだろうって思っていたら、ウエディングドレス姿がすごく可愛くて、もう何か幸せな気持ちになってしまいました。乱暴してくれてありがとう礼真って思えるぐらい、うさぎちゃんのウエディングドレス姿は可愛かったです」
コヒメ「やはり、ナハトが初登場の3話、そしていっぱい戦闘で剣として使ってもらった4話がすごく印象に残っています。特にラピス対ナハトの直接対決は、そこからライバル関係が続く始まりのシーンなので、すごくお気に入りのシーンになっています。ただセリフがすごく難しくて……。専門用語が多いのもですが、私はカタカナが苦手なので大変でした。"ヒヒイロカネ"ってなんだろうって(笑)」