だが、これだけコンテンツが多いとお目当てのタイトルを探すのも一苦労。そこで活躍するのが「検索」だ。検索モードでは、リモコンのカーソルキーでひらがなやアルファベット入力していく。推測変換も搭載されているので、非常に入力しやすい。検索結果は一覧表示されるため、似たようなタイトルがあっても、本当に自分が探しているものをすぐに見つけることができるだろう。
さらに、今回は音声認識搭載リモコン版を購入したので、音声検索を試してみた。リモコン上部のマイクボタンを押しながら、さらにその上にあるマイクに向かって検索したい文字列を声に出して入力するのだ。
欲しいコンテンツについてしゃべるだけで探せる。音声検索中は、画面上で音声認識中であることを示す青い波形が表示される。ちなみに、ここまで口とリモコンを近づけなくても、普通に操作している状態の距離で、かつ一般的な会話程度の声量でも、十分な精度で音声を認識できた |
結果は、「こめでぃー」→「コメディー」正解。「ぱーそんおぶいんたれすと」→「パーソン・オブ・インタレスト」正解。「びっぐばんんせおりー」→「ビッグバンセオリー」正解。「さる」→「プロゴルファー猿」、「猿の惑星」、「まんが猿飛佐助」その他多数、と正解。18日に最新作が封切りされた、あの「すたーうぉーず」も、「スター・ウォーズ」と一発で表示(筆者は大ファンだ)。音声認識の精度はかなり高く、普通に発声すればほとんど認識してくれた。
「アニメ」、「アメリカドラマ」、「イギリスドラマ」といったカテゴリ、加えて「感動」、「コメディ」、「ゾンビ」といったジャンルでの検索も可能。こうした映像作品だけでなく、「パックマン」、「ソリティア」などアプリも同時に横断検索してくれる。
この音声入力は、リモコン上部に備わったマイクに口を近づけるといった動作は必要なく、普通に操作している状態の距離で一般的な会話を行なう程度の声量で十分認識してくれた。さらに、ささやき声で音声検索した場合でも、周囲が静かならばマイクまで10cmほどの距離であれば認識してくれた。これならば家族が寝静まった夜中にこっそり色々楽しむのも便利である(この場合はリモコン検索を使えという話もあるが)。
リモコン以外にも、別売でゲーム用コントローラーもラインナップしている。ゲームを楽しむことも重視したいのであれば、そういったオプション装備も揃えるといい。