新製品は5つのS
製品の詳細については、プロダクトグループの糸櫻幹推氏が説明した。同社では、11月12日からNTTドコモで発売中の「Galaxy Active neo SC-01H」を含めた5つの新製品の特徴を“5S”としてアピールする。Galaxy Active neoは耐衝撃性能に優れた「Strong」。またGalaxy A8は、薄さ約6.0mmの「Slim」な端末として訴求する。約5.7インチのディスプレイ(1,920×1,080ピクセル)を備えながらも、「片手操作モード」を搭載するなどして持ちやすさに配慮したGalaxy A8。フルメタルボディにより「負荷がかかっても、折れ曲がってしまうようなことがない」(糸櫻氏)という。
ちなみにGalaxy A8をこのタイミングで投入する狙いについては「ユーザーのニーズが多様化している現在、新しいシリーズの投入が必要と考えた。いま市場では画面の大型化、個性的なデザインに注目が集まっている。そこで、大画面だけれど薄くて持ちやすいA8が親和性があると感じた」とアピールした。
円形デザインのGear S2
Gear S2、Gear S2 classicは円形デザインを採用した「Stylish」なデザインが特徴。同社では2013年から時計型のウェアラブル端末を販売してきた。今回の製品は第4世代に当たるもので、糸櫻氏は「これまで培ってきた技術と、お客様からのフィードバックを反映している」と説明する。電池持ちは最大4日間のロングライフで、Android 4.4以上のスマートフォンで利用できるなど、対応端末が多いのも特徴のひとつとなっている。
時計型の端末の場合、ディスプレイが小さいので操作しようにも指で隠れてしまう。また指で何度も触ると指紋で汚れてしまう。このような利用者の不満を解消するため、画面のタッチが最小限で済むようにベゼルを回すことで操作できる「サークルUX」を採用した。糸櫻氏は「お客様のリアルな声をもとに開発した。細かいチューニングが施されている。製品のこだわりを皆さんにも体験してほしい」と胸を張った。