Gear VR×Facebook×THETA

ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」は「Spectacle」な体験が期待できる製品。糸櫻氏は「巷の製品は映像がディレイするので脳が混乱して、結果としてVR酔いを起こしてしまうが、本製品は9軸センサーにより追随性を向上させた」と解説。本製品ならVRを長時間楽しめるという。また着け心地に関しても、現行モデルのフィードバックを活かして改善。メガネをつけたままでも快適に利用できるようにした。

ヘッドマウントディスプレイGear VRでは「Spectacle」な体験が期待できる

ゲーム、映画、スポーツ、アーティストのライブ映像など、現状で100を超えるコンテンツを用意。またリコーの「THETA」シリーズのような全天球カメラで撮影した動画をFacebookに投稿すると、Gear VRで楽しめるようになっている。糸櫻氏は「皆さん自身がVRコンテンツをつくり、披露して楽しめる時代になった」と話した。

Galaxy Viewは驚きの大画面

一般消費者の間では、オンラインによる動画の視聴機会が増える一方で、テレビの大画面化も進んでいる。こうした背景を踏まえて開発されたのが、18.4インチのフルHDタッチスクリーンを搭載した「Galaxy View」。まさに「Surprise」級の大きなディスプレイが特徴となっている。

Galaxy Viewは、18.4インチのフルHDタッチスクリーンを搭載。「Surprise」級の大きなディスプレイが特徴となっている

コンシューマーが動画の視聴に利用できるほか、ビジネス用途も想定されている。例えば小会議室ならプロジェクターの代わりとしてプレゼンを行える。ショップではデジタルサイネージとしても利用可能だ。背面には持ち手がついており、持ち運びやすさにも配慮されたGalaxy View。糸櫻氏は「映像体験を全く新しいステージに連れて行く製品」と紹介している。

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先に登壇した堤氏は「2020年の東京オリンピックの頃には、技術の発展により次世代のスマホでバーチャルリアリティの新たな世界が体験できるかも知れない。新しいライフスタイル、ビジネスモデルが生まれるのは間違いない」と話した。また、糸櫻氏は「新しい価値を提供する5つのSを、多くの人に体験していただければ」とし、製品の展開に期待を寄せていた。

フォトセッションの様子