DVDオーサリングソフト「MyDVD」は、DVDやAVCHDに書き込みが可能に。今回も、ドラッグ&ドロップで動画ファイルを選ぶだけでメニュー付きDVD/Blu-rayビデオが作成できる「Magic モード」と、細かなカスタマイズが行える「詳細モード」を搭載する。「詳細モード」は大きく進化し、106種類のメニュースタイルを収録するほか、手軽にイントロムービーを挿入したり、チャプターを追加したりできる機能が加わった。また、編集画面はツリー状に表示され、ムービー内の構造が一目でわかり、扱いやすくなっている。

まず「MyDVD」の「Magic モード」で、大まかにムービーを作成し、「詳細モード」に移行することもできる

「ツリーモード」でムービーの構造が一目瞭然の「詳細モード」

作成したムービーは、DVD/Blu-rayディスクへの書き込みや、プロジェクトファイルとして保存できるほか、今回は「プロジェクトをisoイメージに書き込む」ボタンを用意。このisoファイルはDVDファイル形式として保存されるので、メディアに書き込む前の検証用、複数枚のDVDを作成する際などに役立つ。Windows 8以降ではisoイメージを仮想ボリュームとしてマウントできる機能が実装されているので、ストレスのないムービー再生環境が構築できる。

DVDファイル形式のisoファイルを保存することが可能

作成ムービーは、iPad、iPod、Xbox One、PlayStation 4などに最適な形式に変換し、様々なデバイスやタブレットで共有することが可能。さらに、PCの画面を録画してくれる「Screen Capture」も追加されている。このツールは「Corel VideoStudio」シリーズにも搭載されたもので、プレゼンテーションやトレーニングビデオの作成などに便利だ。

「Screen Capture」は、フルスクリーンやアプリケーション、サイズを指定しての画面録画が実行できる