Amazon.co.jpから第5世代のFireタブレットシリーズとして、7型の「Fire」と8型の「Fire HD 8」、10.1型の「Fire HD 10」の3モデルがリリースされた。7インチのFireについてはAmazonプライム会員ならクーポン利用で4,000円割引の4980円(税込み、送料込み)で購入できることから、すでに入手/予約されている方も多いのではないだろうか。

アマゾンで販売されている7型のFire。通常の販売価格は8,980円だが、Amazonプライム会員であればクーポン利用で4,000円引きの4,980円で購入できる

実は筆者も、7型のFireを購入している。コンパクトで扱いやすいものの、液晶ディスプレイが解像度1,024×600ドットの7型ということもあり、映像の迫力や精彩さに少し不満がある。5,000円未満で購入したタブレットなのでその辺りは割りきって使うべきなのだが、動画やゲームはできれば大きな画面で楽しみたいものだ。

そこで筆者はさらに、10.1型のFire HD 10を自腹で購入した。Fire HD 10にはストレージ容量が異なる2種類のモデルが用意されているが、今回は32GBのモデルを入手している。16GBモデルは販売価格29,980円で、32,980円の32GBモデルと3,000円しか変わらないため、容量の大きいモデルのほうがコストパフォーマンスが高いと判断したからだ。

勢いでつい購入に至ったAmazon.co.jpの「Fire HD 10」

価格が安いというのは恐ろしいもので、短期間のうちに7型のFireと10.1型のFire HD 10、勢いで2台も購入してしまった。賢明なるマイナビニュース読者の方なら、どちらを購入するべきかじっくり吟味されることだろう。そこでFire HD 10ロードテスト第1回となる今回は、7型のFireとの違いを交えながら、外観やスペック、OSの使い勝手などについてレビューしよう。

Fire HD 10とFireのパッケージ。この2つが並んでいるショットは珍しいのではないだろうか