「8K」の今
4Kテレビの売れ行きが伸びている中で、すでに「8K」の現場も動き出している。今回、会場の一角に「8K STUDIO」が設営され、キヤノンが実際に8K映像を制作している現場とほぼ同じ環境を体験できた。
とにかく圧倒されたのは、8Kムービーカメラとモニター機器。8Kムービーカメラの大きさはともかく、ケーブル類や操作系(ボタン/スイッチ)の数がはんぱない。その8Kムービーカメラでとらえた映像を表示するモニター機器は、約50V型と約30V型の2種類があり、どちらも現実空間を切り取ったかのような表示だ。
来場者からは、「いくらですか?」「もう使われてるんですか?」といった質問が何度も飛んでいたが、現時点で販売はしていないので値段も「いくらになるかわからない」とのこと。ただ上述のように、キヤノンの制作現場ですでに実戦投入されている。