――芸人仲間やファンからの反響はありましたか?
ちゅうえい「周りの芸人からは、『えっ? どうなっていきたいの? 何がしたいの?』と言われました。でも、(歌を初披露した)ライブでの歓声はすごかった! 俺ら、これからアイドルとしてやっていくのかと思ったくらい」
瀧上「今は、本当のアイドルみたいな感覚になってます。ライバルの私立恵比寿中学には絶対に負けたくない!そして、岐阜を代表する歌になって、『奥飛騨慕情』を超えたい!」
――では、歌手デビュー後の具体的な目標を教えてください。
ちゅうえい「岐阜県だけで爆発的に売れるのが理想。一歩外れた長野県の人たちは、全然知らないみたいな熱の差が欲しいですね」
瀧上「岐阜県民は1人5枚買ってくれると思います。200万人いるから、1,000万枚は売れるんですよ。そう考えるとNHK紅白歌合戦とか余裕なんじゃないかな? 今年の目標は何と言っても紅白です!」
――コンビ結成15年、今のお2人の関係は?
瀧上「めっちゃ仲悪い時期もあったけど、何周もしてると老夫婦みたいに落ち着きました。むっちゃくちゃ腹立ってたことが、今は『可愛いな~。バカなんだコイツ』と思っています」
ちゅうえい「コイツがお笑いに対するひたむきな愛を持って、俺のケツをひっぱたいてくれるから今があると思います!」
瀧上「何それ!? そんなアイドルコント、伝わらないよ!」
ちゅうえい「だって、俺らアイドルでしょ~!?」
――アイドルもいいですが、今年は5年ぶりに「M-1グランプリ」が復活しましたね/
ちゅうえい「まだ『M-1グランプリ』で1度も決勝に行ったことがないので、決勝に行きたい。5年前とは衣装を変えたから、マジで優勝するんじゃないかな?俺らがこれまで負けてた理由は衣装だったから」
瀧上「結成15年なので、今年で賞レースに参加するのも最後なんです。ラストイヤーで優勝して賞レースを卒業したら、本業の歌に力を入れていきたい。『FNS歌謡祭』に出るのがこれからの夢です!」
流れ星(ながれぼし)プロフィール
ボケ担当のちゅうえい(1978年7月29日生まれ)、ツッコミ担当の滝上伸一郎(1978年12月12日生まれ)によるお笑いコンビ。岐阜県の高校の同級生だった2人は、浅井企画に入社後、 2000年6月にコンビを結成。2013年の「THE MANZAI」においてワイルドカードで決勝進出を果たし、その時の歌ネタ“肘神様”で人気を得る。2014年には初の全国単独ライブツアーを開催し、2015年4月にオフィシャルファンクラブ「STAR CLUB」を発足。同年10月にシングル「岐阜ミーチャンス」でCDデビューを果たした。