写真で見るパイオニア「XDP-100R」

パイオニア「XDP-100R」。推定市場価格は税別59,800円前後

ご覧のとおりホーム画面はまさにAndroid

XDP-100RもmicroSDを2枚挿すことができる

ボリュームダイヤルなど物理的な操作系は共通

底面にオンキヨー製のフルレンジスピーカー

DP-X1とXDP-100R、共通してこだわったのは、Android用のCPU基板とオーディオ基板を物理的に完全分離するなど、デジタルノイズの影響を極力排除することだ。オンキヨーとパイオニアの合併後に開発をスタートし、わずか8カ月でここまでの製品開発を達成。「DAC以降のオーディオ回路に、オーディオメーカーとしての技術をすべて投入した」(土田本部長)というように、両機ともオーディオメーカーとしてのプライドを感じさせる。

IFA 2015で試聴したときよりも音質に磨きがかかったようにと感じたと、宮城社長に伝えると、「発売まで追い込みを続けて、まだまだ良くなりますよ!」と力強いコメントが。仕上がりが実に楽しみである。

オンキヨー&パイオニアイノベーションズ イノベーション事業本部 本部長 土田秀章氏

オンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」のターゲット層

DP-X1とXDP-100Rの主な違い

オーディオ系の基板とAndroidを動かすための基板を完全分離。DP-X1のみがサポートするバランス駆動とACG駆動。とくにACG駆動時の曇りのない澄み切った音質には驚かされた

ハイレゾフォーマット「MQA」にも後日アップデート対応する(年末年始ごろの予想)。発表会には、MQAの創始者であるボブ・スチュアート氏も招かれた

発表会はニコ生中継、ゲストに小野賢章さんと百花繚乱さん

今回の発表会はニコニコ生放送にオンエアされ、終了後には一般来場者も新製品を試聴できる体験会が催された。発表会のMCは百花繚乱さん、ゲストとしてアニメ「黒子のバスケ」の主人公・黒子テツヤ役を演じた小野賢章さんが招かれた。余談だが、報道陣にはエナジードリンクのRed Bullが入場時に手渡された。これは何かの暗示だろうか?

発表会では小野賢章さん(右)と百花繚乱さん(左)のトークショーも

オンキヨーのイヤモニを愛用中の小野賢章さん。DP-X1を使ってみて「手持ちのスマホと聴き比べると、生のバンドの音のような、演奏している人が(目の前に)いるんじゃないか」という印象を受けたという

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