初めて指紋センサーを搭載
今回、Xperiaシリーズとしては初めて指紋認証機能を搭載した。指紋センサーは本体右側の電源ボタンに統合されており、ここに指をつけることで識別できる。Android端末によくある、本体裏側にあるタイプよりは使いやすそうに感じたが、この薄さに搭載するのはさぞ大変だっただろうと思わせる。
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もともとXperia Zシリーズは完成度が高く、今更付け足すものもそれほど多くないのかもしれないが、一方でせっかくのLTE-Advancedでの接続速度が225Mbp止まりな点は、スペック至上主義と言われてしまえばそれまでだが、Xperiaというブランド力やそのフラッグシップモデルという立ち位置から考えると、少々残念ではある。
全体的な完成度は今回発表された秋冬モデルの中でも特に高く、高次元でまとまったいい端末だ。Android 6.0(Marshmallow)への対応も明言されていたので、将来性も確保されている。そろそろXperia Z1ユーザーが購入後2年を経過して機種変更を考慮する時期だが、この完成度であれば安心して乗り換えてもいいのではないだろうか。
(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)