OSはWindows 7とWindows 10で選択できる

OSの選択肢は4つ用意されており、Windows 7ならばWindows 7 Professionalの32bit版と64bit版が選択できる。Windows 10ならWindows 10 Pro 64bit版とWindows 10 Home 64bit版の選択が可能だ。

Windows 7 ProffesionalはWindows 10 Proのダウングレード版で、付属するリカバリーメディアはWindows 10 Proのものとなる。これを利用してWindows 10へのアップグレードできるほか、Windows 7 Professionalのリカバリーメディアもオプションで購入することができる。

試用機はOSとしてWindows 10 Homeを採用していた

Windows 10がリリースされてまだ日が浅いため、利用しているアプリケーションや周辺機器が対応していないということもあるだろう。また、単純に慣れたインターフェースで使いたいという人とって、Windows 7が利用可能なのはありがたいポイントだ。OSが選択できるというのは、BTOに対応している製品ならではのメリットだろう。

最大メモリは64GB - 豊富なBTOメニューでクリエイティブな用途にも対応

OS以外のBTOの選択肢も非常に豊富だ。まずCPUだが、"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサを用意する。選択肢はIntel Core i5-6500 / Core i5-6600 / Core i7-6700 / Core i7-6700Kの4つだ。Skylake最上位モデルのCore i7-6700Kも選択できることから、高いパフォーマンスを求めるユーザーにもぴったりだ。

内部はすっきりとまとまっており、ユーザーが後に手を加えたい場合にも作業しやすい

メモリは最大64GBまで搭載可能だ。もちろん、32bit版OSでは最大約3GBまでしか認識できないため、Windows 7 Professional 64bit版か、Windpows 10と組み合わせる必要がある。この大容量メモリが搭載できることと、電源が350Wだけでなく650Wのものを選択できることによって、グラフィックス系の現場にも幅広く対応できるだろう。

試用機には650W電源が搭載されていた

グラフィックスはCPU内蔵のものでもオフィスワークや家庭でのライトな利用には十分だが、BTOオプションとして、NVIDIA GeForce GTX 750やNVIDIA GeForce GTX 970といったグラフィックスカードも用意されている。3Dゲームを快適に遊びたいといったユーザーも安心だ。また、クリエイティブな現場で採用されることの多いNVIDIA Quadoroシリーズも、比較的安価なK620からプロユースのK4200まで取りそろえる。

試用機に搭載されていたNVIDIA GeForce GTX 750とPCI-Express x4対応M.2 SSD

ストレージは、HDDとSSDでそれぞれ低容量から大容量なものまで用意されており、RAID構成も行える。試用機にも搭載されていたが、PCI-Express x4接続に対応したM.2 SSDも用意されており、ストレージアクセスの高速さにこだわるユーザーも納得できるだろう。

幅広いBTOメニューを取りそろえており、比較的ライトなユーセージに向けた低価格構成から、ゲーミング、あるいはクリエイター向けなど、用途に合わせて構成を選ぶことができるだろう。

標準で付属するのは、今となっては珍しい感のあるPS/2接続のキーボードとマウスだ