iPhone 6sは高速化した回線とともに

まずは、ドコモが今年春から提供していたPREMIUM 4Gのダウンロード速度が最大「262.5Mbps」に高速化したことが紹介された。ドコモの加藤薫社長は「我々がiPhoneを発売して2年と少しが経ったが、その間、ユーザーのみなさんからドコモのネットワークを使ってみてよかったなという声をたくさんいただき、ご好評をいただいているんだな、と少しうぬぼれている」と挨拶した。

MCの女性がPREMIUM 4Gの高速化について紹介

続けて「そうした期待に応えられるよう、PREMIUM 4G回線を262.5Mbpsに高速化し、より快適にiPhoneを使っていただけるようにした。この高速化はキャリアアグリゲーションで実現されており、2GHz帯と1.7GHz帯の2つの周波数を使っている。これにより、国内最速の262.5Mbpsという速度を実現した」と高速化をアピールした。

NTTドコモの加藤薫社長。右のディスプレイではiPhone 6s/6s Plusの発売時刻までをカウントダウンしている

PREMIUM 4Gの高速化はキャリアアグリゲーションにより実現する

高速化したPREMIUM 4Gは、東京、大阪、名古屋でサービスを開始し、対応エリアを順次拡大していくという。加藤社長は、262.5Mbpsというスピードについて「体感で4倍くらい早いのでは」と自信を見せた。また、ドコモでは他キャリアからおトクに乗りかえられる「ドコモにチェンジ割」などのキャンペーンを用意し、快適なiPhone体験をユーザーに訴求していく。

YouTubeが速い!

次にYouTubeを使って、高速化したPREMIUM 4Gと従来のLTEの速度比較デモが行われた。YouTubeの4K動画を同時に再生開始し、読み込み速度を比較するというものだったが、さすがに高速化したPREMIUM 4Gのほうが明らかに早かった。

YouTubeの4K動画再生での回線速度比較

そして、iPhone 6sから3つのディスプレイに4K動画を表示するデモが行われた。どのように接続されているかなどの説明はなかったが、たしかに3つのディスプレイで美しい動画が再生されていた。加藤社長は「ドコモの新しいiPhone 6s/6s Plus、そして、快適な回線の2つを楽しんでいただけたら」とアピールした。

3画面で動画を表示