■まとめ買いで保存
・「多量に買って冷凍」(女性/45歳/印刷・紙パルプ)
・「特売品を買って冷凍しておく」(女性/30歳/機械・精密機器)
・「業務スーパーで冷凍肉をまとめ買いしています」(女性/33歳/医療・福祉)
・「冷凍食品の安いときに買いだめする」(女性/35歳/商社・卸)
・「賞味期限が近いために、まとめ売りや格安で売られているものを狙う - 冷凍保存してしまえば大概大丈夫だと思っているのですぐ使わなければ冷凍庫へ」(女性/29歳/建設・土木)

■その他
・「自給自足で野菜を育てる」(男性/28歳/情報・IT)
・「作るメニューを決めないで買い物に行って、その日に安かったもので作る」(女性/33歳/金融・証券)
・「旬の野菜を買うようにしている」(男性/37歳/印刷・紙パルプ)
・「なるべく大きく伸ばす」(女性/29歳/電機)
・「実家にあるものを使う」(女性/23歳/建設・土木)

■総評

「安く食べ物を買うために何かしているか」という問いに対し、「ある」と回答した人は51.7%だった。

具体的な方法として最も多かったのは「安くなるタイミングを狙う」。開店直後や夕方、閉店間際など値引きの時間を把握し、その時間帯を狙って買いに行くという声が寄せられた。また、「お総菜は値引きシールが貼られるのを待ってから」という人も多かった。

「安いお店を探す」「安いお店を使い分ける」というのも鉄板だ。コストコや業務用スーパーなど、まとめ買いすることで安くなるお店は上手に活用したいもの。昔ながらの八百屋や肉屋は、専門店だけあって珍しい部位が安く買えることも。また、道の駅や朝市といったところでは、産地直送の新鮮でおいしい食べ物が手頃な価格で手に入る。農家の人が販売員をしていることもあるので、おすすめの調理方法なども聞けて一石二鳥かもしれない。

食費を節約するためには、「お得情報」を把握しておくことも必要。チラシを活用したり、日替わりセール品や商品ごとの底値を覚えておいて、それを購入の判断基準としている人も多い。最近では以前にマネーチャンネルで紹介したデジタルチラシやチラシアプリなど、商品ごとの価格を簡単に比較できるツールも登場している。

大幅割引の「見切り品」は給料日前には心強い存在。レジ前にまとめておいてあり、つい手にとってしまうということも。ただし、見切り品は賞味期限ギリギリということがよくあるので、買ったら早めに消費するようにしたい。

ポイント制度があるお店では、ポイント割増商品があったり、「ポイント○倍デー」を設定するなどさまざまな取り組みをしている。ポイントのため方のコツを把握しうまく活用すれば、すぐに商品券などと交換してもらえることも。ちょっと得した気分になりそうだ。

安いときにまとめ買いした商品は、冷蔵庫・冷凍庫を活用して保存するのがおすすめ。凍らせる前にカットしたり味付けをしておけば、料理の時短にもつながる。その他、「自給自足」「旬の野菜を食べる」など体に良さそうなアイディアや、「なるべく大きく伸ばす」というように、調理方法を工夫しているひともいるようだ。

調査時期: 2015年9月4日~9月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性126名 女性174名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート