Live Photos撮影のコツ
Live Photosの仕様は、シャッターを押した瞬間から遡った1.5秒、押した後の1.5秒を、1200万画素の静止画とともに記録する機能だ。撮影の仕方は普通に写真を撮る操作だけでよいが、タッチアンドトライで良いLive Photosを得るためにはコツが必要なことが分かった。
我々がiPhoneで写真を撮る時、普段はシャッターを押す瞬間がぶれないことに気遣う。しかしLive Photosの場合は、シャッターを押す1.5秒前から、カメラをぴたっと静止しておかないと、Live Photosにした際に、大きく揺れる1秒ほどが記録されてしまうのだ。筆者の初Live Photosはまさにこのパターンだった。
写真では片手で撮影しているが、できれば、カメラを起動して両手で構え、一呼吸置いてからシャッターを押す、という操作をすると良いだろう。
Retina Flashの瞬間
Retina Flashは、iPhone 6sのRetinaディスプレイを強く光らせて、内側のFaceTime HDカメラで撮影する写真のフラッシュとする機能。その瞬間をとらえた写真がこちらだ。 今回は画面が真っ白に光っているが、背面のiSightカメラのフラッシュと同様、被写体に最適な色で発光し、自然な肌の色を実現することができる仕組みだ。会場で何枚か撮ってみると、オレンジっぽい色味で発光することもあり、条件によって色が変わることが確認できた。
「ローズゴールド」
今回、iPhone 6sにはローズゴールドが、Apple Watch Sportには、ゴールドとローズゴールドが、それぞれ新色として追加された。そこで、iPhone 6sとApple Watch Sportのローズゴールド、そしてApple Watchのゴールドを並べた写真を撮影した。 ローズゴールドは、ゴールドにピンクとパープルを加えたような色味で、やや派手な印象を受けるが、つや消しのアルミニウムによって、光り方には大人っぽさを残す。特にApple Watchでは、さりげなさも増しており、飽きの来ないカラーとして選びやすいのではないだろうか。