お金に身分証、クレジットカードなどが詰め込まれた財布は、持ち物の中で一番大切なアイテムだ。また、毎日持ち歩くからこそ、種類や色、入れるものには使う人のこだわりが詰まっているに違いない。今回はマイナビニュース会員である働く男女300名に、「ビジネスパーソンの財布」に関して聞いた。
今使っている財布の種類は次のうちどれですか?
まずは「財布の種類」を聞いた。財布選びでは、使いやすい「長財布」とコンパクトな「二つ折り」、どちらにするべきか迷う人も多いと思うが、今回のアンケートではぴったり同数にわかれた。その他では、「マネークリップ」「コインケース」などがあった。
男女別に見ると、男性は「二つ折り財布派」が62.7%で圧倒的なのに対し、女性は「長財布派」が62.0%と逆転している。女性向け長財布はバリエーションが豊富なうえ、美容院、洋服屋、デパート等たくさんのショップカードを持ち歩くのに便利なため、女性人気が高いのかもしれない。
また、「お金持ちはどのような財布を持つのか」「お金がたまるのはどのような財布か」というテーマの本や記事を目にすることがあるが、「財布の種類」と「年収」の関係はどうなっているだろうか。
アンケートの結果、「年収300万円未満」では「二つ折り」が51.7%、「長財布」が48.5%とほぼ同率となった。「年収300~800万円未満」の中間層では、「長財布」が53.5%で「二つ折り」(46.5%)を上回った。一方、「800万円以上」の高所得者層をみると、「二つ折り」が64.6%で「長財布」(35.4%)より多数派となった。
今使っている財布の色は次のうちどれですか?
「財布の色」については、男女とも「黒」が圧倒的人気を集めた。風水で「金運が上がる」と言われている「黄色」の財布を使用している人は2%にとどまった。
「その他」の項目では、女性を中心に「ピンク」という声が多く寄せられたほか、「シャンパン(ゴールド)」「薄紫」「黒とセピア」「真ちゅう」といった珍しい色の財布を使っているという人もいた。
財布はどれくらいのスパンで買い替えますか?
「財布の買い替え期間」については「5年」が4割を占め、「3年」が24.7%で続く。「10年」「それ以上」は合わせて29.4%と、3.3人に1人は10年以上同じ財布を使い続けていることが分かった。一方、「1年」で買い替えるという人は3.7%にとどまった。