ゲストはプロゲーマーチームとゲーム運営会社
ゲストとして、BenQと協力関係にあるマルチゲーミングチーム「DetonatioN」の梅崎氏と、JCGの運営を行うマイルストーンの松本氏も登壇。それぞれの立場からBenQディスプレイの特徴を語った。
DetonatioNは現在、5つのゲームに対して30名の登録選手を抱える日本有数のプロゲーミングチームだ。中でもLeague of Legendsチーム「FocusMe」は、フルタイム勤務給与制という文字通り「ゲームでメシを食っている」ことで知られる。さらに今月から全タイトルの選手・マネージャーに、活動資金を支給しているという。
BenQとの関係は、2014年11月にスポンサー契約を締結して以降、手厚い支援を受けている。上述したチームFocusMeのゲーミングハウスにも、BenQ製ディスプレイが置かれているそうだ。DetonatioNとしては、BenQのゲーミングディスプレイは最新技術による信頼・安定性、高いリフレッシュレートをいち早く採用、まぶしさや疲れなどのストレスを減らしてくれる、低遅延・高い応答性能の高さを特に評価しているという。
一方のJCGは、PCゲーム市場の底上げを狙うために発足。ゲーム大会やストリーミング配信、コミュニティ活動、イベントなどを提供している。BenQとの関わりは2013年7月からと古く、オフラインイベントでBenQディスプレイを提供してもらっているという。2015年9月からはパートナーシップを刷新し、オフラインイベントの強化や、メディアパートナーとしての記事提供、製品レビューなどを行い、e-Sports発展に貢献したいと展望を語った。
没入型で多くの情報が得られるのは共通しているが、ゲームの21:9対応が望まれる?
今回、Team DetonatioN所属プロゲーマーとして、FPSゲームのBattlefield4を対象にしているチーム「BYCM」のDustelBox氏と、世界で最も人気のDotA系ゲーム、League of Legends(LoL)を対象ゲームとしているチーム「FocusMe」のAstarore氏がデモプレイを披露してくれた。
どちらの選手も、広い画面で通常画面では見えなかったエリアが見えることや、没入感のある画面、144Hzのリフレッシュレート、ちらつきのないフリッカーフリーをメリットとしてあげていた。
LoLに関しては、21:9画面に対する特別な設定がないため、ミニマップやステータスが端に寄っているのが少々厳しいとのこと。LoLの大会はおおむねディスプレイの持ち込みができないので、ディスプレイを大会で勝ち抜くためための武器として使えないのが残念だという。
逆に、Battlefield4の大会はディスプレイの持ち込みが可能な場合もあり、ミニマップを中央に寄せる設定が可能なので視線の移動が少ない。DustelBox氏は非常に気に入っているようだ。
Battlefield4のデモプレイを行うDetonatioN BYCMのDustelBox氏。イケメンカリスマプレーヤーとして人気 |
League of Legendsのデモプレイを行うDetonatioN FocusMeのAstarore氏 |