Nexusブランドを冠するAndroid Wearが出る?
スマートフォンと同時に登場すると言われているのが、Nexusブランドとしては初となるスマートウォッチだ。Android Wear端末はすでに数社から登場しているものの、話題性も市場シェアも後発のApple Watchに奪われており、ここいらで一発、Googleの「お手本」を提示しておく必要性があるということになるだろうか。
現在伝えられる情報では、製造担当はLG電子。詳細は不明ながら、解像度は既存のスマートウォッチで最も高解像度となる480x480ドットになると言われており、Nexusブランドにふさわしいハイスペックぶりを発揮しそうだ。
もっとも、高解像度になればそれだけバッテリー消費も大きくなる。スマートウォッチではバッテリーの持ちが最大の懸案事項だけに、なにか画期的な解決策が用意されているのか、気になるところだ。
8インチ? オクタコア? な「8」のタブレットが登場?
最近になって急遽話題に上がってきたのが「Nexus 8」だ。Nexusシリーズの型番の数字は概ね画面サイズを表すことを考えると、8は当然「8インチ」のタブレット機ということになる。8インチ前後ということは、アップルのiPad mini(7.9インチ)と競合するかたちだ。最近の小型タブレットの不振ぶりを見るに必要性への疑問も残るが、Android 6.0に対応しないNexus 7の代わりとなるモデルということだろう。
Nexus 8の存在は、ベンチマークアプリの結果のスクリーンショットが公開されたことで発覚した。もちろんフェイクの可能性もあるため真偽や詳細は不明だが、画像によれば1.3MHzのオクタコアCPUを搭載するタブレットということになる。もしかすると、昨年Googleが発表した、複数のカメラやセンサーを組み合わせた3Dキャプチャプロジェクト「Project Tango」に対応する可能性があるかもしれない。
ただし、今年はNexusブランドのタブレットは販売されないという情報も根強く、ケースやパーツ類のリークもほとんどないことから、今回のIFAでNexus 8が登場する確率については、低めだと見ている。
さて、実際のIFAではどのような製品が登場するのだろうか。Googleからの発表を楽しみに待ちたい。