フライボードで井手大介氏が飛び回る!!
フライボードは今回で5回目の体験、という井手氏。いわく「姿勢や方向を制御する感覚は、スノーボードでエッジを効かせる感じに似ていますね」とのこと。その井手氏も、インストラクター顔負けの余裕のライドを披露。ご覧の通り余裕の表情で、飛び上がったまま何分間も上空に滞留してみせる。「楽しい! いくらでも飛んでいられるね!!」(井手氏)
【動画】井手大介氏のフライボード上達っぷりがすごい!(※音声が流れますのでご注意ください) |
「いくら5回目とはいえ、普通はこんなに上達しない」と、FlyField逗子のスタッフも、井手氏の並外れた運動センスに終始驚きを隠さなかった。
ちなみに、インストラクターの方と井手氏が持っていたFR10の防水ハウジングは、7月に発売されたばかりの純正オプション「EAM-5」に市販のストラップを付けたもの。EAM-5はカメラ部分に装着して使う、ねじ込み式のフロントケースとリアケース。水深20mまで対応し、装着するとカメラ電源のオン/オフ、シャッター、ムービー機能を上部ボタンで操作できる。本体底面には三脚穴を備え、三脚やマルチアングルスティックへの取り付けも可能だ。
また、防水ハウジングを装着したカメラ部と、モニター部を接続するアンテナ&ケーブルセット「EAM-6」も同時発売。防水ハウジング背面をEAM-6のものに交換、同軸ケーブルでカメラと本体を接続することで、水中でもモニターからカメラを遠隔操作できるようになる(水中ではBluetoothの電波が届かないため、防水ハウジングのない状態やEAM-5ではモニター部から遠隔操作できない)。
試しにEAM-6とマルチアングルスティックを使用し、桟橋からスティック先端のカメラ部を水中に潜り込ませて撮影してみた。フライボードの体験をするような場所だけに魚が寄りつかず、残念ながら期待した画は撮れなかったが、それでも逗子鎌倉沿岸の名物「シラス」の小群れがキラキラと小さな体を光らせながら泳いでいく様子が見られた。
魚釣りなどに持って行けば、より面白い撮影が楽しめそう。寄せ餌を撒いた場所にカメラを沈めて魚の寄りつき具合を見るとか、川釣りでは深めの川底の形状を知るのに利用するなど、釣果の向上にも役立てることができるだろう。
では、井手氏がフライボードで空中から撮影した動画をご覧いただこう! ドローンやマルチコプターによる空撮とは違い、自らを入れ込んだ迫力ある空中撮影となっているのが面白い。
【動画】井手大介氏が身に付けたFR10で撮影1(※音声が流れますのでご注意ください) |
【動画】井手大介氏が身に付けたFR10で撮影2(※音声が流れますのでご注意ください) |
さすがに、こんな画が撮れるのは井手氏のような上級者ならでは。初心者がおいそれと撮れるような画ではない。が、たとえすぐにザブンと落下してしまっても、記録された画のほとんどが水中のシーンだとしても、「フライボードに初めて挑戦した」という、非日常的な経験を一人称視点で写真や動画に残せること自体がとんでもなく素晴らしいではないか。そして、防水仕様でタフネス、加えてオプションで防水性をさらに高めるハウジングまで用意されているFR10なら、それが容易に実現できてしまう。
FlyField逗子さんのフライボード体験プランは、2015年は10月末まで受け付けている。夏の終わりから秋の行楽シーズン、まだこれといった予定がないというあなた! 友だちを誘ってマリンスポーツにチャレンジてみてはいかがだろうか? なぁに、ビビらなくたって大丈夫。まったくの初心者でも、結構イケちゃうものですよ!
そして、もしFR10が一緒なら、残せる思い出の形も、いつもの夏とは大きく違うものとなるに違いない。