安全面の担保が当面の課題

質疑応答には、谷口氏と、エアロセンスの佐部浩太郎取締役が対応した。競合他社との差別化要素について質問された谷口氏は「信頼性の高いハードウェア、自律飛行できる点などが差別化要素になっている」と回答。ビジネスの進捗状況については「ゼネコンなどと、事業モデルを構築している最中。2020年には、売り上げが100億円を超える企業にしていきたい」と話している。

質疑応答で記者団の質問に回答する谷口氏(右)と、エアロセンスの佐部浩太郎取締役(左)

今後の課題について、谷口氏は「安全面の担保」をあげる。「業界団体や専門家の先生と協議しながら、基準作り、法整備などを進めていくことになる。当面は私有地など、人のいない場所にドローンを飛ばすことを考えている」と谷口氏。実績と信頼を積み重ねながら、ひとつずつ課題をクリアしていきたいと話していた。