CPUやストレージを強化 - 東芝「dynabook T95/RG」

dynabook T95/RG

dynabook T95/RG」は、東芝製15.6型ノートPCのフラグシップモデルだ。クアッドコアCPUと、3,840×2,160ドットの4K表示が可能な液晶ディスプレイを採用している点が大きな特徴。高精細な映像を楽しむためのモデルに仕上がっている。

2015年夏モデルでは、CPUが前モデルのIntel Core i7-4710HQ(2.50GHz)からIntel Core i7-4720HQ(2.60GHz)に変わり、さらにストレージが1TBのハイブリッドHDDから256GBのSSDに変更された。この点についてはパワーアップしているのだが、旧モデルで搭載していた外付けGPUのAMD Radeon R9 M265Xが、新モデルでは省略されている。AMD Radeon R9 M265XはミドルレンジのGPUで特別性能が高いわけではないが、それでもCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600よりは高性能。店頭予想価格は変わらないものの、グラフィックス性能がパワーダウンしているのは残念だ。

細かいところでは、バッテリ駆動時間が0.6時間(36分)減少しているのだが、dynabook T95/RGは据え置き利用を想定したモデルのため、大きな問題ではないだろう。総合的には、ストレージがSSDに変わったことで、システムの体感速度が大きく向上するはずだ。

製品名 dynabook T95/RG
参考価格 230,000円台半ば
OS Windows 8.1 Update 64ビット
CPU Intel Core i7-4720HQ(2.60GHz)
メモリ DDR3L 8GB
グラフィックス Intel HD Graphics 4600(CPU内蔵)
ストレージ 256GB SSD(SATA)
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ
ディスプレイ 15.6型、3,840×2,160ドット
タッチパネル ○(マルチタッチ)
有線LAN
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
センサー -
Webカメラ 約92万画素
主なインタフェース USB 3.0×4、HDMI、有線LAN、
SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 約3時間(JEITA2.0)
本体サイズ W380×D259.9×H24.5mm
重量 約2.4kg