日本にはハイエンド機を投入
記者説明会には同社CEOのデイヴィッド・キム氏が登壇。会社および新製品の概要を説明した。スターデジタルは2011年に中国の深セン市に設立された会社で、これまで主に南米やロシアを中心にモバイル端末を提供してきた。2012年にはフィーチャーフォンの製造を開始、2013年にはスマートフォンの開発および製造を開始。2014年にはタブレット端末の開発を開始している。ONE-FIVEブランドには、5つのコンセプト「多彩、若さ、自由、喜び、信頼」が結晶するという想いを込めたという。
F1 シリーズは、ハイスペックモデルとして訴求していく。CPUにはオクタコアプロセッサ(1.5GHz)を搭載、メインカメラは1,300万画素となっている。キム氏は「使いやすいUI、フルHDの綺麗なディスプレイ、スリムで美しいボディなどがF1シリーズの特長。ハイエンドながら納得していただける価格設定にした。小売価格にして8,800円のイヤホンも、アクセサリーとして同梱した」と話し、日本市場での展開に期待を寄せた。
C1シリーズのC1は、ローコストと高性能を両立させたモデルとして訴求。シニア層でも簡単に使用できる「シンプルメニュー」モードを搭載、オリジナルクリアケースも同梱させる。設立から4年という短期間で、すでにグローバルに展開しているスターデジタル社。同社では今後、日本、香港、中国、メキシコ、スペイン、ロシアなどの市場ではハイエンド機を中心に展開していく考えだという。