節水性と洗浄力を両立
続いて紹介されたのはTWIN WASHシリーズ。2014年7月に第1弾が発売され、今回で第2世代となるモデルだ。
外側と内側の2つのパーツからなる「ツインパルセーター」が、「循環ビックシャワー」生み出す。TWIN WASHは、これらによって、高い節水性と洗浄力を両立させたシリーズ。新製品ではツインパルセーターが生み出す効果を最大限に発揮できるよう、設計を最適化した。標準使用水量は洗濯容量10kgタイプで約99L、8kgタイプで約84L。他社の同等クラスの製品と比較してもトップクラスといえる節水性能を実現している。
TWIN WASHシリーズでは、脱水時の回転数を3段階で設定できる点も特徴。標準設定では1分間に800回転だが、1分間に400回転の「やわらか」、1分間に850回転の「しっかり」に変更でき、デリケートな衣類や厚手の衣類などタイプに合わせて、回転数によって脱水を切り替えられる。
新モデルでは、上記のような機能を踏襲しながら、天板部分が透明で洗濯中も槽内が見えるよう、デザインが変更された。さらに、パルセータ―や洗濯槽内のパーツの一部が抗菌仕様となり、衛生面でも改良が図られている。
SLASHとTWIN WASHシリーズ共通の特筆すべき点として、「衣類おそうじ」機能が挙げられる。水流に合わせて左右に動く「スイングキャッチフィルター」を採用し、水中に漂う糸くずやゴミなどを効果的にとらえる。
SLASHは個性重視派向け
商品説明とデモンストレーションを行った萩生田氏は、新シリーズとなるSLASHについて「ちょうどいいサイズで、きれいに仕上げたい、個性重視派向け」と、位置付けを説明。「仕事も家事も子育ても積極的な"イケダン(※)"のいる家庭や、活動的でチャレンジ精神旺盛な"プラチナ世代"と呼ばれる中高年層」と、想定するユーザー層についても言及した。 ※「イケてる旦那」の略。
そのほか、ドラム式と縦型洗濯機の"良いとこ取り"をした新カテゴリーの製品として、布の傷みを気にしてドラム式しか選べなかったユーザーにも訴求していきたいという意向が語られた。