仏Parrotは7月16日、都内で開催された記者発表会において、小型ドローン「MiniDrones」シリーズの新製品3モデル13機種を発表した。発売は9月頃、AppleストアやAmazon.co.jp、家電量販店などで登場する予定だ。

会場には体験コーナーも用意されており、実際に各機種の操縦を試せるようになっていた。ここでは、その動画や写真を交えながら発表会の様子をお伝えする。

Parrot「MiniDrones」シリーズ新製品

体験コーナーの様子

教育分野での活用広がる

発表会では、まずParrotのJPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツ氏が登壇し、「MiniDrones」シリーズのコンセプトと現況を紹介した。ロバーツ氏によれば2014年に発表した第1世代の「MiniDrones」シリーズは、「スマートフォンやタブレットで操縦するネットワーク型玩具として開発したもので、これまでに全世界で60万台以上を販売した。理工系の科目を中心に、教育分野での活用も広がっている」とのこと。

その「MiniDrones」シリーズの成功を受けて開発されたのが今回の13製品で、ロバーツ氏は「第1世代の特徴的な部分をさらに強化している」と説明。ラインアップは地上走行型の「Jumping」、アクロバティックな飛行が可能な「Airborne」、水上航行ができる「Hydrofoil」の3ファミリーに分かれており、「Hydrofoil」以外は搭載する機能や本体カラーなどの違いで複数のモデルが用意されている。

ParrotのJPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツ氏

「MiniDrones」ユーザーによるコミュニティでは、ドローンで撮影した写真などのシェアも活発になっている