英語が飛び交う執務エリア

続いては執務エリアを見てみよう。同社では、風通しの良い環境で働けるようにとオープン形式を採用。端から端までスッキリと見通すことができる。日常的に海外とやりとりをしている同社では、取材時にも英語で電話会議をする社員の声が飛び交っていた。

オープン形式の執務エリア

世界最大の総合オンライン旅行会社なので、社内メールはもちろん英語。国際電話もかかってくるため、英語を使わない日はない。海外出張もよくあるそうで、話だけを聞くと"ガッツリと働く外資系"というイメージが強い。ということは、オフィスは結構ピリピリしているのでは…? と思ったのだが、社員たちは皆のびのびと働いている。その理由の1つが、オフィスの至る所に設けられたリラックス空間だ。

ナチュラルな木が印象的なカフェエリア

例えばナチュラルな木が印象的なカフェエリアや、ソファーコーナーなど、デスクを離れて一息つけるスペースがそれだ。各所にはサーフボードや南国を思わせるパラソルといった旅のエッセンスが散りばめられている。

飛行機やパラソルが印象的なスペース

ここではランチや打ち合わせ、ブレインストーミングなどが行われる。時にはプラっと集まった社員が、旅行の話で盛り上がっていることもあるのだとか。このような肩肘を張らなくてもよい空間を作ることで、ストレスをためずに仕事を進められるのだ。

ランチや打ち合わせ、ブレインストーミングなどが行われる

2020年の東京オリンピックを前に、ますますの盛り上がりが予想される旅行業界。同社は今後、「東京以外にもたくさんある日本の魅力を発信するために、地方のホテルや自治体などと協力して、海外の旅行客を受け入れられる環境づくりを目指していく」(村井さん)という。

オフィスのいろんなところでエクスベアを見つけた!