セラミックコーティングで放熱アップ

XIGMATEKからCPUクーラーの新製品が3種類登場、発売が開始された。14cmファンを搭載するサイドフロー型の「Dark Knight II SD1483」は、セラミックコーティングを施したことで表面積が増え、放熱性能が向上しているという。カラーはブラック/ホワイトで、TDPは160Wに対応。TSUKUMO eX.での価格は7,538円だ。

XIGMATEKの「Dark Knight II SD1483」。ヒートパイプは直付けだ

表面に微小な凹凸があるセラミックコーティングにより表面積が増加

トップフロー型の「Janus」は、デュアルファンながら、高さを60mmに抑えたロープロファイルモデル。冷却フィンの上側に12cmファン、下側に8cmファンを搭載しているが、上側のファンを取り外すことで、高さをさらに抑えることができる。TDPは、2ファン時が140Wで1ファン時が95W。同ショップでの価格は5,378円。

ロープロファイルCPUクーラー「Janus」。ヒートパイプは6本採用

デュアルファンを搭載。上だけ取り外して利用することも可能だ

低価格モデルの「TYR SD962」は、9cmファンを搭載するサイドフロー型。6mm径のヒートパイプを2本搭載しており、TDPは100Wまで対応する。ファン回転数は1,200~2,800rpmで、ノイズレベルは20~28dBA。同ショップでの価格は2,678円だ。

「TYR SD962」はシンプルな茶箱入り。価格も非常に安い

リングが光るラジエータ用ファン

Thermaltakeの「Riing」は、見た目がユニークな新型ファン。フレームの内側に設置されたリングが光るようになっており、ケース内を華やかに演出することが可能だ。LEDの色は、ブルー、レッド、グリーン、ホワイト、オレンジと、カラーバリエーションも豊富。サンプルが入荷したのはオリオスペックで、予価は2,462円(14cm)と2,138円(12cm)。

リング状に光るThermaltakeの「Riing」。特許も申請済みだという

ブレードの付け根がちょっと変わっている。これで静圧を高める

ファンとしてのスペックは静圧重視。水冷ラジエータ等での利用に適している。なお光るリング部分はエアフローを集中させる効果もあり、これによって、ブレードのノイズや振動を抑えることができるという。発売は7月10日(金)頃の予定。