携帯電話とスマホを2台持ちまたは2台目のスマホやタブレット利用で、通信容量はさほど必要ない場合、使ってみたいのがMVNOのデータ専用の格安プラン。データ通信専用プランなら音声付きのように最低利用期間や解約金が発生しないので、気軽に利用できるというメリットもある。本稿では、MVNO各社の月額1,000円以下で利用できるデータ通信専用のプランやサービス内容をまとめた。

IIJmio: データ通信専用SIM(3GB)

安定した通信で人気が高く、ビックカメラと提携したBIC SIMも出しているIIJmio。その最も格安なのが「データ通信専用SIM」の3GBプランで、月額900円(税別)だ。なお、SMS対応は別のプランがあり、このプランでSMS機能は含まれていない。

通信規制は3日あたり366MBで、IIJmio同様に3GB台のプランを展開するNifmoの3日あたり650MB、楽天モバイルの3日あたり540MBと比べ少し厳しめの数字だ。

ただし、IIJmioではLTEでの高速通信容量(クーポンと呼ばれる)が余った場合に翌月に持ち越しできる。加えて、iOS/Androidアプリ「IIJmioクーポンスイッチ」を使うことで、クーポンを利用しての下り最大225Mbpsまたはクーポンを利用しない下り最大200kbpsのどちらかの通信を選択し、クーポンを節約することが可能だ。

NifMo:データ通信プラン(3GB)

ニフティが提供しているNifMoのデータ通信プランの3GBタイプは月額900円(税別)で、このプランの場合においてSMS機能は利用できない。また、通信規制は3日で650MBと比較的多めだ。

@niftyのポイントサービス「NifMo バリュープログラム」を通して買い物やアプリのダウンロードをしてポイントを貯めることで月額料金の割引を行なうことができ、継続して使う人にとっておトクなシステムを導入している。

また、専用アプリ「NifMo コネクト」を利用すればBBモバイルポイントへのWi-Fi接続が可能になり、通信容量を軽減させられる。