「Connect」
「Radio」の隣が「Connect」。
ユーザーがフォローしているアーティストがApple Music上にConnectページを持っている場合、ここに表示される。ここからアーティストの活動や、つぶやきをフォローできるわけだが、正直なところまだどれくらい盛り上がるものなのかわからない(アップルには過去「Ping」という壮大な失敗例がある)。
「My Music」
最後は「My Music」。
従来の「ミュージック」の機能のほとんどがここに集約される。オフラインで自分のライブラリを聴きたいときはここを選択しよう。「Genius MIX」はなくなったが(Mac/PC用iTunesには残っている)、これは「For You」がその役目を果たすということだろう。
何はともあれプレイリストを選んでおけばよかった(iTunesでちゃんと準備していれば、だが)時代と異なり、選択肢が広まったことでちょっと分かりにくさが出てしまった感じはあるが、インターフェースの美しさやレスポンスのよさについてはさすがアップルという感じだ。
ちなみにオフラインのみで曲を聴きたい場合は「アーティスト」と書かれた部分をタップしてメニューを表示し、「オフライン再生可能な項目を表示」をオンにすると、ローカルの曲だけが表示されるようになる。パケット節約時に便利だ |
個人的に感心したのは「Beats 1」で、世界同時発信の24時間ラジオ(実際には、番組が何回か再放送されたり、休憩時間が入ったりするが)というのは面白い試みだ。今はニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンからの放送だが、ここに東京をはじめとする世界各地の大都市の番組が入って、世界中の曲を聴けたら面白そうだ。アップルには中途半端で止めず、そのくらいまで手を広げてもらいたい。
一方、例えばiTunes Storeで「ウィッシュリスト」に入れておいた曲が、せっかく聴き放題になったのに、Apple Music上から確認する手段がない。こういうところで手間を省いてくれないと、せっかくの視聴機会を逃してしまう気がするので、縦横無尽にリンクするようにしてほしい。