オーブンレンジは高機能化が進み、価格も高額化している。一方、トースターはここ数十年、大きな進化もなく「数千円で買える」というイメージがあった。
そんななか、バルミューダが独自のスチームテクノロジーと温度制御を搭載した「BALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ トースター)」を発表した。お値段はなんと、税別で22,900円(直販価格)。パンを焼くという単機能のトースターとしては、かなり高級な部類だろう。
バルミューダいわく"究極のトースター"とのこと。最高の香りと食感を実現した、と自信をみせるが、購入して本当に満足できる製品なのだろうか?
後編の記事はコチラ 焼きたてパンを再現する「BALMUDA The Toaster」で毎朝のトーストが楽しみに - 後編 |
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クラシカルでかわいいデザイン
デザインは古くからある窯をイメージしており、マットな質感で温かみがある。カラーはブラックとホワイトの2色で、今回紹介するのはブラックだ。
製品はコンパクトで一般的なトースターと同じようなサイズだ。本体サイズはW357×D321×H209mmで、重さは約4.3kg。食パンなら2枚同時に焼ける庫内サイズだ。同梱物は取扱説明書(保証書付き)とガイドブック、5ccのカップ。
用意されるモードは「トースト」「チーズトースト」「フランスパン」「クロワッサン」の4種類。ほかに、従来のトースターと同じく上下のヒーターのワット数を選択して加熱する「クラシックモード」があり、300W / 600W / 1300Wから選べる。タイマーダイヤルは1分 / 1.5分 / 2分……と、1~5分までは30秒刻み、5分~15分までは1分刻みとなっており、一般的なトースターよりも細かく設定可能だ。