デスクトップ向けBroadwellがデビュー
Intelの第5世代Coreプロセッサ「Broadwell」がついに登場。第1弾製品として「Core i7-5775C」と「同 i5-5675C」の2モデルの発売が開始された。TDPはどちらも65Wで、前世代「Haswell」では「S」付きだったクラスに相当する。価格はi7-5775Cが51,000円~52,500前後、i5-5675Cが36,000円~38,500前後だ。
Broadwellは、14nmプロセスが採用された新世代CPU。グラフィックス性能が大幅に強化された「Iris Pro Graphics 6200」を内蔵したことが大きな特徴だ。ソケットは従来と同じLGA1150が採用されており、既存のマザーボードが利用可能であるが、BIOSアップデートが必要な場合があるので注意が必要。
各モデルのスペックは、i7-5775Cが4コア/8スレッドで、コアクロックは定格3.3GHz/ターボ時3.7GHz。i5-5675Cは4コア/4スレッドで、コアクロックは同3.1GHz/3.6GHzとなる。
あのタフマザーに待望のX99バージョン
ASUSの「SABERTOOTH X99」は、LGA2011-v3向けの高耐久マザーボード。これまでのSABERTOOTHと同様に、マザーボード全体が遮熱カバーで覆われており、グラフィックスカードの発熱から基板を守ることが可能だ。スマートフォン連携機能「TUF Detective」やファンコン機能「TUF Thermal Radar 2」も搭載する。価格は51,500円前後。
今回新搭載のTUF Detectiveは、Androidスマホを使ってハードウェア情報(POSTコード、温度センサーの値、ファンの回転数、CPUやメモリの電圧など)を確認したり、電源をオン/オフできたりする機能。マザーボードと接続するために、バックパネルに専用ポート(形状はUSB)が用意されている。