ファイルの保存や共有で役に立つ「Dropbox」は使いこなすと便利なサービス。クラウドを利用するということで設定や操作が難しそうなイメージがありますが、使ってみると意外に簡単です。このコーナーではDropboxの基本から知っておくと便利な使い方まで紹介していきます。今回は「削除したデータを復旧する方法」について。
クラウドにデータを保存しておくことができるDropboxですが、もしまちがってファイルを削除してしまった場合、どうすればいいのか焦るところでしょう。実はDropboxにはもしものためのファイル復元機能が用意されています。では、その方法について紹介していきましょう。
削除したファイルもWeb版から復元可能
Dropboxからファイルやフォルダが削除されても、完全に削除されたわけではなく、ファイル履歴から復元させることができるようになっています。
このファイル履歴の保存期間はプランによって違い、ベーシックとプロは30日間、プロを利用していてなおかつ「エクステンデッド バージョン履歴(年額4,500円)」オプションを利用しているなら1年、ビジネス向けDropboxの場合は無期限です。
この復元機能が利用できるのはWeb版のみで、ごみ箱から復元する方法とイベント機能を使う方法のふた通りが利用できるようになっています。