キーボードがなく、画面をタッチしてできることも限られているApple Watch。Siriを使い慣れてくると、画面をタッチするよりも早く操作できたり、画面をタッチするのではできない操作ができたりします。ただしiPhoneのSiriと比べると限界もあります。Apple WatchとiPhoneを使い分けたり、組み合わせて使ったりするとよいでしょう。ここでは、Apple WatchのSiriでできることとできないことを紹介します。

Apple WatchのSiriの呼び出し方

デジタルクラウンを長く押すか、Apple Watchがスリープしていないときに「Hey Siri」と呼びかけると、Siriが起動します。「Hey Siri」と呼びかけるのは確かに気恥ずかしいのですが、試してみると、意外に便利です。「Hey Siri」の機能は、Apple Watchの「設定」アプリからオン/オフできます。

Apple Watchの「設定」アプリで「一般」、「Siri」と進み、「Hey Siri」をオン/オフできます

iPhoneと連動しているため、iPhoneの設定に左右される機能があります。たとえば、iPhoneでSiriに位置情報サービスへのアクセスを許可していないと、お店を探すなどの機能が使えません。この場合は、iPhoneの「設定」アプリから「プライバシー」、「位置情報サービス」とタップしていき「Siriと音声入力」を許可します。

「ピザが食べたい」などと話しかけると、位置情報サービスをオンにするようにと返事が返ってくることがあります

iPhoneの「設定」アプリから「プライバシー」、「位置情報サービス」、「Siriと音声入力」と進み「このAppの使用中のみ許可」を選択します