3チャンバーのフルタワーケース

Antecの「S10」は、独自の3チャンバー設計により、高い冷却性と静音性を実現したフルタワーケース。両面のサイドパネルはドアのように開くようになっており、メンテナンス性にも優れる。ケースサイズは230(W)×590(D)×602(H)mmで、マザーボードはSSI-CEBまで対応。価格は86,000円前後だ。

Antecの「S10」。質感が高いサイドパネルはアルミ製だ

レバーを引くとサイドパネルがこのように両側から開く

このケースは、フロント(HDD)、メイン(マザーボード)、ボトム(電源)の3つのチャンバーで構成。熱的に分断することで、各エリアに最適なエアフローを用意することができる。なお細長いフロントチャンバーでは底部に12cmファンが設置されており、煙突のようなエアフローでHDDを効率的に冷却する仕組みだ。

ボトムチャンバーには電源(別売)を搭載。2.5インチベイも

フロントチャンバー。ここに3.5インチHDDを6つ格納できる

メインチャンバーには、フロントに12cmファン×3、トップに14cmファン×2、リアに12cmファン×1を標準搭載。これだけでも十分強力だが、フロント側には、最大36cmサイズの水冷ラジエータを設置することも可能となっている。

こちらがメインチャンバー。標準でファンが6つも搭載される

メインチャンバーの前面に格納されているダストフィルタ

底が光るゲーミングケース

NZXTの「Noctis 450」は、斬新な外装デザインを採用したゲーミングケース。シャーシは既存モデル「H440」と同じだが、メッシュを取り入れた新しい外装により、通気性が大幅に向上している。ドライブベイは、3.5インチ×6、2.5インチ×3。カラーはブラックとホワイトで、TSUKUMO eX.での価格は21,384円だ。

NZXTの「Noctis 450」。フロントとトップの形が独特だ

サイドパネルは窓付き。内部もホワイトに塗装されている

底部が光るのもユニーク。その上に見えるNZXTのロゴも光る

発光のパターンは、リア側にあるスイッチで切り替えられる