watchOS 2はより自由度の高いアプリ開発を実現
Apple Watchが登場して2カ月弱だが、秋にリリースを予定するOSの次期バージョン、watchOS 2も披露された。
これまで、iPhoneアプリ内に通信や処理を全て任せる形でアプリを開発する必要があったが、watchOS 2ではその制限が取り払われる。アプリの処理を担うコードをApple Watchに送り込むこともできるようになったため、アプリの処理は格段に速くなる。 また、Wi-FiアクセスによってiPhoneなしでもアプリが通信できるようになるほか、センサー類の活用、デジタルクラウンの利用など、Apple Watchのハードウェアを生かした開発ができるようになる。
もちろん、Apple Watchのプロセッサを活用するアプリを使えば、バッテリーの消費は格段に上がるが、これまでiPhoneのサブディスプレイとしての役割に留まっていたApple Watchを、より能動的なウェアラブルデバイスとして活用できるようにするきっかけを与えることになるだろう。