実際に炊いたご飯

炊飯器内部の話をされても正直わからない部分が多い。実際にSR-SPX5シリーズで炊いたご飯を味わってみよう。

【左】実はセミナー中に炊飯していた。「あれ、いつの間に炊いてたの?」と思うほど、静かな会場でも音は全く気にならなかった。左はWおどり炊きのSR-SPX5シリーズ、右はおどり炊き機能のない旧機種「SR-SX1シリーズ」だ。【右】炊きあがった! フタを開けた瞬間、いい香りが立ち込める。左のWおどり炊き釜内のご飯のほうが、粒がしっかりしていて立っているのがわかる。見た目からして違いが出るのは思わずテンションが上がる

実際に食べ比べてみた。左がSR-SPX5シリーズ(Wおどり炊き)で炊いたご飯、右がSR-SPX1シリーズ(おどり炊きナシ)で炊いたご飯。アップで見てみると、ご飯にツヤがあって粒が大きいのが見てとれる

口に含んだ瞬間、ふだん食べているご飯と明らかにちがう! と思ったのは香りだ。鼻に抜ける香りがまるで異なり、とても驚いた。続いて甘み。ご飯表面に甘みのコーティングがされているような感じで、参加者も口ぐちに「甘い!」と言っていた。旧機種で炊いたご飯もおいしかったのだが、Wおどり炊きで炊いたご飯を食べてからだと「うーん、何だか物足りない……」と思ってしまうのだ。

ご飯の食感や甘みなどは人によって好みがまちまち。筆者は"もちもち"で"甘め"なご飯が大好きなので、もちもち感が足りないかなぁと思っていたのだが、SR-SPX5シリーズは9通りの食感で炊き分けが可能なので、筆者の願いも叶えてくれる。案の定、「よりもちもち」で炊いたご飯はかなり好みの炊き上がり。好みだけでなく、その日の献立によって炊き分けることもでき、毎日炊飯器を使うのが楽しくなりそうだ。

「よりもちもち」が筆者的にはどストライク。9パターンの炊き分けができるようになり、気分や献立によって設定を変更するのも楽しみの一つだ

【左】東京都・銀座に「銀座米料亭 八代目儀兵衛」とコラボした「食べ比べ亭」をオープンする。SR-SPX5シリーズ(Wおどり炊き)で炊いたご飯とSR-SPX1シリーズ(おどり炊きナシ)で炊いたご飯を食べ比べできる。6月3日から6月21日の期間で開催。【右】Wおどり炊きのイメージキャラクター「オードリー&タッキー」もいた。リボンを頭に付けているのがオードリー