さらに「天才は意外なところに潜んでいる!」という一例がコチラ。
「近所のスーパーのレジのおばちゃん。レジ打ちがやたら早くて、しかも丁寧」(女性・29歳・専門職)
あまりにもレジ打ちが早すぎて、こちらが焦らされる経験……心当たりがある人も多いのではないだろうか。
これらの回答から分かるのは、自分にとっては些細に思えるものでも、見る人によっては「才能」に感じるということ。「自分にはないものを持っている」という強烈な憧れが、そう感じさせるのかもしれない。
職場やバイト先には“天才”がまだまだ眠っているはず。そして自覚がないだけで、自分も何かしらの“天才”と呼べるのかもしれない---アナタもぜひ第2の“スコーピオン”を結成してみては?
人の気持ちが分からない!? 天才であるがゆえの“悩み”も
頭が冴えて、身体能力も抜群……まさに完全無敵のスペシャリストに思えるウォルターたちだが、その一方で、天才であるがゆえの葛藤や生きづらさも抱えている。
例えばウォルターは、かつて自分の能力が大量殺戮の武器製造に利用されたことへのトラウマを抱え、シルヴェスターは様々な強迫性障害と闘っている。そんな他人とのコミュニケーションが困難な彼らに代わって、チームの渉外的な役割を担うことになるのが、9歳の息子を育てるシングルマザーのペイジだ。
一般人である彼女の参加をきっかけに、人間性に難アリなウォルターたちは、これまで無縁と思われた“常識”を学んでいく。前述のアンケートでも、人間関係にまつわる能力に憧れる回答が多かったように、ウォルターたちは、自分にはないペイジの人間性や調整力を頼もしく感じ、“天才”だと認めている。そしてペイジもまた、彼らによって自分では気づかなかった才能を引き出されていくのだ。そう、まるでスーパーのおばちゃんのように……。
互いの才能を活かし合いながら、結束力を強めていく“スコーピオン”。ドラマが進むにつれて、メンバー同士の恋愛模様も描かれていくが、そこは人間性に問題アリの彼らだけあって、やはり一筋縄ではいかない様子。何かが足りない、悩み多き天才たちの“成長物語”としても楽しめる「SCORPION/スコーピオン」。まずは、スカパー!オンデマンドで無料配信中のスペシャル動画&第1話をチェックしよう。